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Hitachi

日立グローバルライフソリューションズ

地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスを削減するためには、エネルギーの消費 を減らすことが重要です。当グループは、より高い省エネ性能を備えた製品をお客さまへ提供することで製品使用時のエネルギーの削減に取り組みます。併せて、生産プロセスで消費するエネルギーの削減にも 取り組んでいます。

製品の環境性能の向上

当グループは、環境に配慮した製品を開発・普及させることで環境課題の解決に貢献することをめざしています。そのための対応の一つとして、省エネ性能の向上など製品の環境性能向上に取り組んでいます。

製品の開発にあたっては「機能向上」と「環境負荷の低減」の両立を図るため、冷蔵庫の容積や洗濯機の洗濯容量などの「機能あたりの使用時CO2排出量の削減率」を指標として評価を行っています。評価対象は、使用時CO2排出量(消費電力量)抑制の貢献度の高い冷蔵庫、洗濯機、LED照明、エコキュートとし、使用時の消費電力量の低減だけでなく、内容積や洗濯容量などの機能の向上も省エネ性能として評価します。

併せて、省エネ性能の高い製品の販売を拡大することによりCO2排出量の削減を進めていきます。2018年度は、2010年度比23.4%の削減目標に対し24.1%の削減を達成しました。

*1
評価年度製品と同等の機能量を得るために必要な台数を使用したと仮定した場合の CO2排出量。
*2
製品の主要機能のうちCO2排出と相関がある機能

製品の環境性能の向上における取り組み事例

省エネと大容量を両立した冷蔵庫の開発

冷蔵室独立冷却システムによる省エネ
冷却器とファンを冷蔵室専用と冷凍室・野菜室専用に分けて2つとしました。冷蔵室を独立させることで、冷蔵室専用冷却器の温度を高くできるので、エネルギーの消費が抑えられます。

薄壁設計による大容量化
流動性の良い発泡ウレタンと、断熱効率の高い真空断熱材を組み合わせることで、断熱性能を保ちながら薄壁化し、大容量化を図りました。

生産プロセスにおけるエネルギーの削減

地球温暖化の原因となっているCO2などの温室効果ガスの排出源の一つが、企業活動におけるエネルギー消費です。当グループでも、製品をつくる際にエネルギーを使用していることから、生産活動で消費するエネルギーを効率的に使用することを推進しています。具体的にはエネルギー使用量原単位*3を指標として、2018年度に2005年度比で35.6%改善することを目標に取り組んできました。

最終年度である2018年度のエネルギー使用量原単位改善率は、31.5%で目標未達成に終わりました。主な要因として、部品の内製化や試験設備の増設などによるエネルギー使用量増加、一部の製造拠点において生産量が減少したことなどにより、原単位が悪化したことが挙げられます。

2019年度からは、「日立環境長期目標」に合わせて、エネルギー使用量をCO2に換算したCO2排出量原単位を指標とし、その改善率10.7%(2010年度比)を目標に活動を推進していきます。

*3
エネルギー使用量の原油換算値を活動量で割った値。
*4
エネルギー使用量と密接な関係をもつ値。(例:生産高、生産数量など)

集計対象:
多賀事業所、栃木事業所、青梅事業所、Hitachi Consumer Products (Thailand), Ltd.
Hitachi Compressor (Thailand), Ltd. 、上海日立家用電器有限公司
一体で活動している関連会社を含めています。
端数処理の関係上、合計と一致しないことがあります。

自然エネルギーの活用によるCO2削減の取り組み事例

太陽光発電システムの導入

当社の栃木事業所敷地内にあるグループ会社(株)関東エコリサイクルは、家電リサイクル法の対象となる製品のリサイクル工場です。
この(株)関東エコリサイクルでは、2019年1月に太陽光発電システムを導入しました。
年間388,970kWhの電力を発電し、工場で使用する照明や空調機器の消費電力に相当する電力を発電しています。これにより、年間のCO2排出量を約780トン削減しました。さらに、現在太陽光発電システムが設置されていない建屋のルーフにも増設することを検討していきます。
今後も、再生可能エネルギーの使用や、省エネ性の高いリサイクル設備を導入することにより使用電力を削減し、CO2排出量の削減に積極的に取り組んでいきます。