ビル用 マルチエアコン
316/324

Ⅲ: 再利用可能な分岐方式Y型・ヘッダ利用可能な分岐方法1回のみ可能許容ヘッダ分岐数制限なし ○●●●○○○○○×○○○○○○○××●×××○××○○ 据付・工事情報Ⅰ: 既設配管設計圧力Ⅳ: 再利用可能な既設配管とは? ●既設配管に腐食・亀裂・傷・変形はありませんか?●既設配管の内部は汚れていませんか?条件2スニソ4GDI-HT・スニソ4GS(DID-K)・スニソ3GSD・フレオールF22/56、MS32/56・条件3下記の①〜④の対応ができるか?HAB、ダフニーF56P・①フレアナットなどはJIS規格品を使用してください。バーレルフリーズ32H/32SAM/②フレアを再加工してください。26SAM・FVB68D・FVC68D・HP-5S・FV320Y・ND-8・HP-9・NL10③配管の気密・真空引きなど新規配管と同様に確実に行ってください。④断熱材・配管の支持部材に損傷がある場合には、補修または交換をしてください。条件4再利用する既設配管の配管径は当社指定の範囲内ですか?条件5■ 既設配管利用時の作業手順 更新手順(事前に既設配管が使用可能と判断されていることが必要です。)配管総長が90m以下ですか?条件6室内外接続容量比は100%以下ですか?既設エアコンがガスヒートポンプですか?既設エアコンの圧縮機は運転可能ですか?※5既設エアコンで約30分冷房運転後、既設機を取り外してください。そのまま停止せず冷媒回収運転既設エアコンを撤去※3新設エアコンを既設配管に接続 (接続時には下記の対応をしてください。)① フレアナットなどはJIS規格品を使用してください。 ② フレアを再加工してください。 ③ 配管の気密・真空引きなど新規配管と同様に確実に行ってください。④ 断熱材・配管の支持部材に損傷がある場合には、補修または交換してください。 ⑤ 分岐管は当社指定の分岐管をご使用ください。異径配管接続可否一覧表 : 配管洗浄した場合●洗浄レスの場合の総配管長は全て90m以下です。配管洗浄をした場合は配管新設時と同じ配管長まで施工可能です。冷媒回収装置で冷媒を回収既設エアコンを撤去※3リニューアルキット(別売品)を接続※4※6配管洗浄が必要です。配管洗浄ができない配管洗浄ができる※2● : 標準配管、○ : 使用可能、× : 使用不可φ15.88t1.0φ25.4t1.0φ28.58φ19.05SGRシリーズ、SSRシリーズ、SGRXシリーズにおいて組み合わせユニットで使用する場合は、t1.0t1.0必ず室外ユニットごとに取り付けてください。合流後の主管のみに取り付けた場合、配管内※1圧力損失が大きくなり性能低下のおそれがあります。○寒さ知らずリニューアル型に使用する場合は、単体ユニットのみに取り付け可能です。組み合わせユニットの構成ユニットには取り付けできませんのでご注意ください。液およびガス配管側付属配管は、室外ユニットからの取出配管径および既設配管径に合わせて切断してください。●●450〜670型で最大配管長が100m以上(配管サイズ1サイズアップ)の場合は、レデューサー(現地調達品)が必要になります。(注1) φ9.52~φ15.88の配管材質(質別)はO材となります。φ19.05~φ28.58は1/2H材となります。 (φ19.05の配管にO材を使用する場合は、制約がありますので※1をご参照ください。)●リニューアルキットおよび配管の接続は、ろう付けで行ってください。(注2) フレックスマルチ-mini モジュールはチャージレス非対応です。液配管サイズに応じて冷媒追加封入量の計算を行ってください。●液およびガス配管リニューアルキットには、必ず断熱材を取り付けてください。また、現地施工(注3) フレックスマルチ-mini モジュールはリニューアル専用機ではありません。既設機および既設配管の状態がわからない場合は、配管の新設を検討ください。配管および既設配管の断熱材が重なる部分は付属のコードバンドで留めてテープを巻いて※1. ガス配管φ19.05(O材)を使用する場合、暖房運転の許容圧力を3.6MPa以下にするため、ディップスイッチによる既設配管設定(詳しくは室外ユニットの技術資料をご覧ください)を実施してください。 ください。(4カ所)φ22.2t1.0※2○315対応できるご注意事前に既設配管が使用可能と判断されていることが必要です。いいえ冷媒回収装置で冷媒を回収してください。室内外接続容量比は100%以下ですか?はいリニューアルキット(MRF-NP335S(X)1)を取り付けてください。※1※2液配管(mm)ガス配管(mm)主配管サイズ室外ユニットフレックスマルチ-miniモジュール型名1,000mm以内(注)上図は冷房切換型の例です。冷暖同時型の場合は、高低圧ガス配管×1本、低圧ガス配管×1本、液配管×1本の計3本の構成となります。また、気密試験圧力は3.6MPaとしてください。製品シリーズ冷凍機油配管・分岐管・フレア接続については、以下の注意が必要です。●配管・・・・・・・・・・・・・・・・・●分岐管・・・・・・・・・・・・・・●フレア接続・・・・・・・・・・はいはいはいいいえはいユニット型式配管設計圧力SGRSSR3.3MPaゲージSGRXDNR2はいはい〈ご注意〉必ず既設機で使用中の冷凍機油が「Ⅱ: 更新可能な冷凍機油」を満足していることを確認してください。記載の無い機器からの更新の場合、配管洗浄が必要となります。許容トラップ数材質・肉厚が規定のもの(JISB8607)であること、また、配管の傷・へこみ・腐食などがないことを確認してください。また、設計圧力(上表Ⅰ)×24hrを実施し、ガス漏れが無いことを確認してください。日立製分岐管であること、またはY分岐管・ヘッダ分岐管でも設計圧力が設計圧力(上表Ⅰ)以上の耐圧を有するものであることを確認してください。既設配管のフレアは、JISB8607-2008の第2種に適用するように再加工、およびフレアナット交換を行えば使用可能です。いいえいいえいいえ肉厚0.60.80.81.01.21.01.01.01.01.11.15既設配管の流用ができません。1.25配管工事を新規で行ってください。いいえはい(注)既設エアコンが他社製品の場合にも、上記フローに従って既設配管をご利用いただくことができます。※ 設置年数が30年以上の配管ならびに過去に腐食により冷媒漏えいした配管は使用しないでください。※2. ガス配管径が標準仕様に対して1サイズ小さい場合、ガス配管での圧力損失が大きくなることから、冷房能力が低下し運転範囲が狭まります。新設エアコンの現地配管途中にリニューアルキット(別売)を取り付けます。配管新設時の配管方法を満足していますか?※1フレックスマルチ-Rリニューアル型(注1)フレア接続部はJISB8607-2008の第2種に適合するよう、管端の再加工およびフレアナットの交換を行なってください。室外容量400型(14馬力相当)以上の場合で、フレア接続タイプの分岐管が使用されている場合は、R410A用のろう付けタイプに交換してください。既設配管を流用する場合は、上表の配管肉厚・材質を満足しているかを確認してください。(注2)対応できない(注3)下表をチェックはい既設機で約30分冷房運転後、既設機を取り外してください。いいえ(101%〜130%)※3既設エアコンの撤去時にはフロン回収が義務付けられております。※4 リニューアルキット(別売品)はP.74をご参照ください。※5 既設エアコンにおいて、圧縮機の故障が複数回ある場合や冷凍機油が著しく劣化している場合は配管洗浄してください。※6 配管洗浄を実施した場合は、リニューアルキットの取り付けは不要です。φ25.4t1.0φ22.2t1.0※2○配管径[mm]φ6.35φ9.52φ12.7φ15.88φ19.05いいえφ22.2φ25.4φ28.58φ31.75室外ユニットが335型以下であること(400型以上・組み合わせユニットは対応できません)φ38.1φ44.45いいえいいえはい〈注意事項〉(注1)シリーズ名冷暖切換型高効率SGRシリーズ高効率SSRシリーズ高効率SGRXシリーズDNR2シリーズφ28.58t1.0冷暖同時型※1.SGRシリーズ・SSRシリーズ・SGRXシリーズにおいて、組み合わせユニットで使用する場合は、必ず室外ユニットごとに取り付けてください。合流後の主管のみに取り付けた場合、配管内圧力損失が大きくなり、性能低下のおそれがあります。寒さ知らずリニューアル型に使用する場合は、単体ユニットのみ使用可能です。組み合わせユニットの構成ユニットには取り付けできませんのでご注意ください。既設機において、圧縮機の故障が複数回ある場合や冷凍機油が著しく劣化している場合は配管洗浄してください。してください。※2.※1.配管新設時と同じ配管長(総長)。P.73をご参照ください。※2.配管洗浄は冷媒回収を行い、既設エアコン撤去後に実施※3.本作業手順はリニューアル型のみ有効になります。〈対象室外ユニット〉冷媒回収してください。●フレックスマルチR リニューアル型 [高効率SGRシリーズ][高効率SSRシリーズ] [高効率SGRXシリーズ]●寒冷地向け 寒さ知らず リニューアル型既設エアコンを撤去※3 [DNRシリーズ]リニューアルキットで回収できない量の異物が混入した場合には、リニューアルキットの詰まりによる能力低下などの不具合が生じる可能性があります。この場合には、リニューアルキットの交換や既設配管を洗浄配管の洗浄が必要となります。リニューアルキット取り付けの注意事項詳細については、リニューアルキットの要領書を参照してください。既設機が、複数台の圧縮機を搭載しており、運転可能な圧縮機がある場合には、故障圧縮機を除外し、正常に運転可能な圧縮機のみで冷房運転とポンプダウン運転を行う必要があります。新設機の据え付け時は、真空引きを十分行ってください。(注2)(注3)(注4)(注5)φ12.7寒さ知らず リニューアル型t0.8φ25.4t1.0リニューアルキット型式MRF-NP335S1MRF-NP335SX1MRF-NP335S1材質ーO材O材O材O材O材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材1/2H材既設の圧縮機は運転可能ですか?※3停止せずにポンプダウン運転をしてください。既設配管を配管洗浄機で洗浄してください。新設機を据え付けしてください。新設エアコン外径肉厚外径液配管接続口肉厚ガス配管接続口224型φ9.52t0.8φ22.2t1.0φ19.05t1.0※1●280型リニューアルキット(MRF-NP335S1)335型既設配管■ 適用機種 : フレックスマルチ-mini モジュール(SSM型)[224〜335型]圧縮機が故障して動かない場合でも、下記の1〜6の条件を満たしている場合には、リニューアルキット(別売品)を[mm]フレックスマルチ-R リニューアル型使用して既設配管の流用が可能です。下記のフローに従って作業を行ってください。(注)詳細は据付点検要領書をご参照ください。(高効率SGRシリーズ)フレックスマルチ-R リニューアル型(高効率SSRシリーズ)フレックスマルチ-R リニューアル型(高効率SGRXシリーズ)寒さ知らず リニューアル型条件1Ⅱ: 更新可能な冷凍機油■ リニューアルキット接続方法据付・工事情報

元のページ  ../index.html#316

このブックを見る