5本カタログに記載のフロン類を使用した製品は、フロン排出抑制法第一種特定 簡易点検定期点検6冷凍機器は、その機器に封入する冷媒が指定されています。指定された冷媒と異なる冷媒を冷凍機器に封入すると、機械的不具合・誤作動・ 故障の原因となり、場合によっては安全性確保に重大な障害をもたらすおそれがあります。特に、プロパンなどハイドロカーボン(HC)系を成分とした冷媒は漏れなどが生じた際、強い燃焼性があり、火災や爆発など重大災害にいたるおそれがあり大変危険です。封入冷媒は、機器付属の取扱説明書や機器本体の銘板などに記載されています。必ず指定された冷媒を封入してください。それ以外の冷媒を封入した場合の故障・誤作動などの不具合や事故などについては、機器メーカーやそれら冷媒の封入作業に関与していない設置業者は、一切その責任を負えません。7工業用途においては、法律により標準品のまま使用できない場合がありますので、お買い上げの店またはメーカー指定のお客さま2据付場所はユニットの質量に十分耐えられる平たんな場所を選定ください。チラーユニットは低振動機ですが、建物への振動伝達には十分配慮し、防振ゴムや防振フレキシブル管などをご使用ください。また、周囲への運転音の影響はないか事前にご検討ください。 夜間の蓄熱運転を計画される場合は特に配慮が必要です。※1. 地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。 数値が大きいほど温暖化への影響が大きいことを示します。※2. 出典「IPCC第4次評価報告書」地球温暖化係数(GWP) 100年値。 ●本製品を設置した時から廃棄するまでのすべての履歴を「冷媒漏えい点検・整備記録簿」に ●油(機械油も含む)の飛沫・蒸気の多い場所 ●温泉地など硫化ガスの多い場所 ●可燃性ガスの発生・流入などのおそれがある場所125製品です。(R1234yf採用品は対象外です。)所有されるお客さまには冷媒フロン類を適切に管理いただくために、「フロン排出抑制法」に基づき、 ●ご自身による簡易点検が義務付けられております。 ●管理される機器の圧縮機出力によって下表に示す有資格者による定期点検が義務付けられお取り扱いにはご注意ください。ご相談窓口にご相談ください。1. フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています。2. この製品を廃棄・整備する場合には、フロン類の回収が必要です。3. 冷媒が未回収の機器を引渡してはいけません。ております。記載する必要があります。項目第1種製造者(法定冷凍能力50トン以上)第2種製造者(法定冷凍能力50トン未満)対象機器すべての機器圧縮機用 電動機 定格出力空調機器7.5kW以上50kW未満3年に1回以上圧縮機用 電動機 定格出力冷凍・冷蔵機器7.5kW以上有資格者の冷凍保安責任者(代理者)2名が必要。ただし、冷凍保安規則 第36号 第2項に該当する製造施設(いわゆるユニット型)の場合は不要。点検頻度3カ月に1回以上50kW以上1年に1回以上〈有資格者が実施〉1年に1回以上 ●海岸地帯などの塩分の多い場所 ●酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所 ●半地下(RH(C)GP型のみ)冷凍保安責任者の選任〈お客さま(=所有者さま)にて実施〉(JRA GL17対応システムでの代替は可能)目視確認による、機器の異音・異常振動、外観の損傷・腐食・錆・油にじみ、熱交換機器の霜付、他。詳細は一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会のホームページをご参照ください。 http://www.jarac.or.jp/①目視確認法②間接法:機器の運転状況記録などから判断③直接法:発砲液による確認注)蛍光剤使用による確認は、機器に不具合を生じる可能性があるため、当社は使用を了承していません。不要冷媒R32R410AR407CR134a点検内容本体貼り付け銘版例地球温暖化係数※1※2675209017701430法規関連4本カタログに記載の製品で、第1種製造者(法定冷凍能力50トン以上)に該当するものは、冷凍保安規則第36条第2項に規定する 製造施設(いわゆるユニット型)に該当することから、冷凍保安責任者の選任は不要となっています。しかし、製品納入後、部品交換などの修理対応において、第1種製造施設に溶接または切断を伴う工事を施した場合は、冷凍保安規則の「冷凍保安責任者不要施設」の 基準を満たすことができなくなるため、当該施設への冷凍保安責任者2名の選任が必要となります。つきましては、第1種製造施設の 対象機種を選定される際は、納入後に上記のような工事を伴う修理対応などが発生した場合、その時点において冷凍保安責任者2名の選任が必要になることを事前にご了解いただくとともに、冷凍保安責任者の選任が困難である場合には、第2種製造施設(法定冷凍能力50トン未満:冷凍保安責任者の選任不要)の複数台設置方式による対応をご検討ください。据付け1次のような場所への設置はしないでください。多くの場合チラーユニットが故障する原因になります。
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