チラーユニット
127/156

1,500051005100514空冷ヒートポンプ式・空冷式冷専は屋外設置タイプ、水冷式冷専は屋内設置タイプです。5空冷式機種の冷却運転において、外気温度が低下した時に、送風機の回転数を下げて風量を減らす制御を行っていますので、強い6製品側面および背面は空気吸込面となるため、運転音は正面表示値より大きくなります。また、本カタログ内仕様表に記載の 運転音は無響室(自由空間)換算値です。実際の据付状態では運転状況の違いや周囲の騒音や反響などの影響を受けるため、 本表の値より大きくなります。(据付状態により異なりますが、およそ4〜6dB大きくなる場合があります。)また、起動時・停止時・バルブ 切替え時などの運転状態が変化する際に過渡的に発生する音や容量制御中の運転音の影響により運転音が大きくなる場合があります。据付に際しては、これらの影響を考慮し、必要な場合は防音処置を講じてください。1,500E0C,BAP,D,ABCDEF2ポンプ搭載仕様機種の冷(温)水循環ポンプは水用です。凍結防止目的で不凍液(ブライン)を使用する場合、ポンプのメカニカルシール部3本カタログ記載の全製品において、飲用には利用できません。4降雪地域および落葉が直接製品に降りかかる場所では防雪フードをご使用ください。126季節風による影響が大きくなります。据付けにあたっては、以下の点にご注意ください。 ●強い風(主に季節風)が直接空気側熱交換器に当たらないように、風向きや据付場所に注意してください。 ●強い風が避けられない場合には、防風フード・防風壁などを設置してください。〈MATRIX Σの例〉(標準設置タイプ) ●外気温度・冷水・温水・冷却水温度範囲をはずれると保護装置の頻繁な作動ひいては製品の故障につながります。 ●冷水・温水・冷却水流量流量が過少の場合はよどみによる部分凍結・汚れの埋積、流量が過大の場合は流速による冷却管腐食・振動による打音・亀裂などにつながります。 ●保有水量保有水量は、圧縮機の発停頻度の制限(6回/時間以内)、および空冷ヒートポンプ式の除霜時の温水温度低下を基準内(一定負荷で 温度低下20℃以内)に収めるために必要な水量です。電子式温度調節器の復帰温度を変える場合や、除霜時の温水温度低下の許容値および想定加熱負荷が変わる場合には、必要保有水量も変わりますので、ご注意ください。詳細は販売店にご相談ください。 ●チラーユニット運転中に冷水・冷却水の流量または水温が急激に変動すると、保護制御が働いたり、警報停止することがあります。からブライン漏れが発生する可能性がありますので、メカニカルシールの変更(改造対応)が必要です。1,0001,00045■1,000B C単位:mmF測定点補正する運転音45■1,000[正面][左側面)[右側面)標準仕様表に記載正面側上方45■背面側上方45■[背面)A+5A+5据付け3空気の吸込スペース・吹出スペース、さらにサービススペースを十分にとってください。各シリーズの寸法図に記載されています。 空冷機種のサービススペースは、周囲が開放空間である場合に正常運転・メンテナンスが行える必要最低限の寸法です。サービス スペースを確保していても設置環境によってはショートサーキットの発生が想定されます。このため、ショートサーキットがないよう チラーユニットの設置間隔・周囲の壁の開口率・付近の設置機器配置を決定してください。また周囲の建物および付近の設置機器からの排熱にも配慮してください。使用条件1使用範囲、最小保有水量は必ず守ってください。

元のページ  ../index.html#127

このブックを見る