コンデンシングユニット
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─℃MPa℃℃K℃℃℃m/sMPa───mm───(注1)(注2)(注3)(注4)972.3.2.3.4.5.6.■使用基準 本冷凍機の使用基準は下表のとおりです。■冷媒R410A取り扱い上の主な注意点1.■ご使用上の注意1.ショーケース・ユニットクーラーは、冷媒R410A用に設計・製造されたユニットを選定願います。他冷媒適用製品と冷媒R410A適用製品は互換性がありません。他冷媒適用製品をそのまま使用されますと、スラッジ生成による不冷・圧縮機トラブルとなる恐れがあります。膨張弁・その他サイクル部品についても同様に冷媒R410A専用品を選定願います。直接冷媒に触れる計測器・工具は全て冷媒R410A専用としてください。冷媒R410A対応冷凍機で使用している冷凍機油は以下です。・ダフニ-ハ-メチックオイルFVC32D・ダフニ-ハ-メチックオイルFVC68D冷凍機油の交換や追加の際には各冷凍機の指定油種を使用願います。吸入配管には十分な断熱を施してください。保冷材の厚さは冷蔵域で50mm、冷凍域で75mmが概略の目安となりますが冷凍機の寿命と経済運転のためにも必ず適正な保冷を行ってください。液配管が周囲温度以下に低下することがありますので、液配管の断熱施工(推奨厚さ:冷凍域20mm・冷蔵域10mm)を実施してください。ただし高温域(蒸発温度0℃以上)では液配管への断熱は不要になります。冷凍機の運転・停止の繰返しは1時間に6回以内・運転時間は5分間以上・停止時間は5分以上になるよう各機器を調整してください。冷凍機の周囲は、規定のスペースを確保してください。冷凍機から発生する運転音が近隣に迷惑がかからない場所に据付けてください。次のような場所には設置しないでください。冷凍機が故障する原因となります。●油(機械油も含む)の飛沫、蒸気、および粉末などの多い場所●温泉地など硫化ガスの多い場所●可燃性ガスの発生・流入などの恐れがある場所●海岸地帯などの塩分の多い場所●酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所●風雨にさらされるような場所(屋内設置仕様:空冷リモコン型の場合)●排熱ができない場所(設置スペースが確保できない場所など)製品区分項目(単位)冷媒蒸発温度低圧側圧力凝縮温度吸入ガス温度吐出ガス過熱度吐出ガス温度周囲温度吸込ガス過熱度は10~40Kになるように調整してください。 KX-N6AMV1・KX-N7AMV1・KX-N8AMV1は50m以下。配管長により冷凍能力補正が必要です。また配管サイズのアップおよび冷凍機油の追加などが必要となる場合があります。 空冷リモコン型のコンプレッサーユニットとリモートコンデンサー間の配管長を示します。KX-N2AVP1・KX-N3AVP1は105以下です。4.冷媒R410A冷媒の取扱いについて、次の資料が発行されていますので、ご参照くださるようお願いいたします。「HFC系冷媒使用機器の施工・サービス技術」(一般社団法人日本冷凍空調工業会発行)7.電磁波を発生する機器の付近に据え付ける場合は、電磁波放射器の発信面が直接冷凍機本体の電気品箱に対向しない位置に据付けてください。ノイズの空中伝搬の影響を避けるため、ラジオなどの受信機より冷凍機本体および電源線を3m以上離してください。スクロール冷凍機は国内向け一般冷凍・冷蔵用のコンデンシングユニットです。血液・ワクチン・医療品など厳重な温度管理を必要とする用途に使用される場合、販売店または専門業者にお問い合わせください。貯蔵物の解凍事故などへの拡大につながらないよう警報装置の設置および温度管理システムの確立をお願いします。空冷リモコン型につきましては、必ず指定のコンプレッサーユニットとリモートコンデンサーの組み合わせでご使用くださいますようお願いいたします。空冷リモコン型につきましては、据付基礎の周囲に必ず排水溝を設けてください。(吸入配管および機器に付着した霜が溶けて水滴となります。)8.9.10.11.12.─入口温度管内流速圧力冷却水電源電圧電圧不平衡率最低始動電圧吸入・液配管リモートコンデンサー配管(有効長)シングル冷凍・冷蔵用-45 ~ -50.04 ~ 0.58冷蔵用R410A-20 ~ 100.30 ~ 0.9818以下(注1)10以上120以下(注4)-20 ~ 40三相 200V±10%以内2%以内170V以上100以下(注2)45 以下(注3)空冷式冷凍・冷蔵用-45 ~ -50.04 ~ 0.58マルチ冷蔵用-20 ~ -50.30 ~ 0.58工事関連据付けおよび取扱い注意事項R410A

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