店舗・オフィス用 パッケージエアコン
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●【一般事項】複数台接続時の室内ユニット機種選定について各部屋の熱負荷算出①室内ユニットの容量選定②室外ユニットの容量選定③機器容量の確認室外ユニット能力>合計熱負荷Yes④各室内ユニット能力の算出⑤設置空間の安全の確認(冷媒使用機種の場合のみ)室内ユニット能力=カタログ値×能力補正(室温)(接続室内ユニット合計容量・外気温度・配管長・着霜補正(暖房))詳細はP.285をご確認ください。224室内最小床面積室外ユニット容量・型名省エネの達人プレミアム省エネの達人寒さ知らず40〜63型80型7㎡6㎡22㎡5㎡5㎡−【一般事項】■ 機器容量選定手順暖房運転で直接風を受けるような設置においては、冷風感を防止するために設備設計時に吹出温度の検討をしてください。 空調機の能力は、能力=空気温度差(室内吹出温度-室内吸込温度)×風量で概算できます。室内ユニットを複数台接続し全室運転した場合には空調機の能力は出ますが、室内ユニットの合計風量が多くなるため空気吹出温度差が少なくなる場合があり、暖房運転で直接風を受けるような設置においては冷風感を感じる場合があります。暖房運転時の冷風感を防止するため全室内ユニットを同時に運転するシステムでは、接続台数を推奨台数以下にすることを推奨いたします。①室内ユニットの容量選定各部屋の熱負荷<室内ユニット能力となるように各部屋の室内ユニット容量を仮設定します。この際、室温による能力補正を考慮してください。仮設定した各室内ユニット容量を合計します。②室外ユニットの容量選定①で仮設定した室内ユニットの合計容量から室外ユニット容量を仮設定します。次に接続室内ユニット合計容量・外気温度・配管長・着霜補正(暖房)による能力補正を考慮し、室外ユニットの能力を算出します。室外ユニット能力=カタログ値×能力補正No③機器容量の確認②で算出した室外ユニットの能力に対して最初に算出した合計熱負荷(各部屋の熱負荷合計)より大きくなっていることを確認します。④各室内ユニット能力の算出室外ユニット能力を室内ユニット容量に応じて按分して算出します。⑤設置空間の安全の確認冷媒使用機種を据え付ける場合、設置空間の制約があるため、以下について確認します。■40〜160型:室内床面積の確認設置空間の床面積が下記の最大冷媒量に対する室内最小床面積以上であることを確認します。(パーテーションなどで仕切られた狭いスペースへの設置禁止)112型28㎡16㎡28㎡■224〜335型:冷媒漏えい時最大濃度の確認・ 室内ユニット側総冷媒量と設置空間が下式を満足することを確認します。m÷(A×hs)≦0.076 m:総冷媒量(kg) A:床面積(m2) hs:設置高さ(m)※ 設置高さは、床面から冷媒漏えい想定箇所までの高さです。 ・ 室外ユニット側室外ユニットの周囲4面が1.2m以上の壁で覆われている窪地の場合、総冷媒量と設置空間が下式を満足することを確認します。m÷(A×he)≦0.153 m:総冷媒量(kg) A:窪地面積(m2) he:製品高さ(m) 160型39㎡23㎡40㎡※室内最小床面積は漏えい高さ(室内ユニット設置高さ・かくはん高さ)1.8mの値です。140型35㎡23㎡35㎡■工事関連機器選定についてのご注意

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