低外気温でも高い暖房性能を発揮
新除霜方式で快適性を向上
RAS-AP DN2 224~850型
寒さ知らずは高い暖房立上がり性能で、寒い冬の朝も快適な暖房環境を提供します。
室内ユニット てんかせ4方向(RCI-AP140K5)×2台との組み合わせによる試験結果
【条件】
室内吸込温度 : 20℃WB℃WB Hi風量時、外気温 : -10℃WB
室内外配管長 : 7.5m、測定場所 : 製造元の恒温試験室
新たに着霜量検出機能を搭載。着霜状態・着霜量の検出精度を高め、除霜運転に入る頻度を低減しました。除霜の間隔を最大で約250分※1まで延長します。さらに着霜量に応じて2つの除霜方式を自動で切り替え、暖房の快適性を損なわないよう、適切な除霜運転を行ないます。(RAS-AP○○DN1でも有している機能です。)
パワフルな暖房性能を生み出すテクノロジー
マルチ液インジェクション圧縮機・ホットガスバイパス回路採用
冷凍サイクルの改良や冷凍サイクル制御の適正化により、年間の消費電力量を低減しました。
【試算条件】
規格:JIS B 8616:2015
地区:盛岡
建物用途:事務所
使用期間:冷房 5月23日~9月25日、暖房 10月19日~4月24日
使用日数:週6日
使用時間:8:00~20:00
電力使用量の低減により、CO2の排出量を削減。より環負荷を抑えた製品としました。
【試算条件】
JIS B 8616:2015(盛岡、事務所)を基にした製造元の試算
CO2排出係数0.444kg-CO2/kWh
(電気事業低炭素社会協議会の2019年度実績[基礎]による。)
電力設定値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電力の抑制に貢献できます。電流を自己検知して自動的にデマンド制御を行うので、信号配線工事は不要です。また、従来のデマンド信号によるデマンド制御も可能なので、状況に合わせてさまざまな操作を選べます。オプションの集中コントローラー(セントラルステーション適温適所EX・適温適所EZ・適温適所mini)から室外ユニットごとのスケジュール設定ができるので、設備管理者による設定および設定変更が可能です。
室外ユニット故障時のバックアップ運転機能を装備。
万一の故障時でもシステムの完全停止を防げます。
構成室外ユニットの圧縮機起動順をローテーションさせることで、各室外ユニットの運転時間を平準化し、負荷を分散します。
224~850型の9機種をラインアップ。
容量・型名 | 224 | 280 | 335 | 400 | 450 | 500 | 560 | 670 | 850 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
相当馬力 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 | 20 | 24 | 30 |
現行機 (DN2) |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
構成ユニット[160~280型(6*2~10馬力相当)]ごとに搬入することで、全容量が11人乗りエレベーター*1での搬入が可能です。
(注)本体の寸法については、カタログをご参照ください。
型名 | 224 | 280 | 335 | 400 | 450 | 500 | 560 | 670 | 850 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
構成室外ユニット (相当馬力) |
8 | 10 | 6+6 | 6+8 | 8+8 | 8+10 | 10+10 | 8+8+8 | 10+10+10 |
室内外ユニット間の最大配管長や配管施工制約を緩和。
大規模物件でも、より柔軟な設計が可能になりました。
高調波対応として、アクティブフィルターを用意しました。
従来の外付けにより生じていたデッドスペースがなく、室外ユニットをすっきりと連続設置できます。
●280型の例*1
強制的に運転音低減を図る運転音低減機能を搭載しました。
使用環境に応じて、運転音を3段階に設定できます。
[注意事項]
各階設置などで、機外静圧が必要な場合には60Paの対が可能です。
建築物衛生法対応の大容量加湿タイプ(天井埋込型/壁ビルトイン型)や省エネ性の高いエコノフレッシュ(全熱交換エレメント+直膨ユニット)など充実のラインアップから選定できます。
室外熱交換器下部に着霜・着氷抑制熱交換器を配置。暖房運転時、減圧前の中温液冷媒を流し、熱交換器下部の着霜・着氷を抑制することで、ユニットベース部の凍結を抑えます。