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Hitachi

日立グローバルライフソリューションズ

定期的なメンテナンスで安心・快適 機器単品から設備全般の設備にて予防保全を図ります

どんなに優れた性能の製品でも、長時間の使用による老朽化は避けられず、それに伴う性能の低下が現れます。 常に製品本体の高効率を維持し、突発的な異常停止を防ぐために「定期整備」をおすすめします。

大型チラーユニット、大型冷凍機

大型チラーユニット・大型冷凍機などに搭載のスクリュー圧縮機は、運転時間により、定期的に潤滑油(冷凍機油)・軸受等、摺動部品の変換が必要です。

■(1)スクリュー圧縮機オーバーホール

スクリュー圧縮機分解図写真

劣化・摩耗した部品を交換することで、予防保全を図ります。お客様の予算計画に合わせ、弊社のメンテナンスアドバイザーがご提案いたします。

■(2)熱交換器(クーラ・コンデンサ)の点検・洗浄

大型チラーユニット

熱交換器を定期的に洗浄することで、詰まった汚れの除去により熱交換効率の改善を図り、消費電力の低減など製品の性能維持を図ります。

1 スクリュー圧縮機オーバーホール(主要部品の実施内容)

■スクリューロータ

スクリューロータ

スクリューロータが摩耗すると、圧縮効率の低下となります。また、軸受の摩耗の発生によっては、消費電力の増加や、ロータの固渋(ロック)など重大な故障要因となります。定期的にロータ・軸受などの交換が必要であります。

■冷凍機油

冷凍機油・ストレーナ

冷凍機油の劣化により、潤滑性能が低下すると、圧縮機の故障につながります。また、ストレーナは汚れによる目詰りをおこすと冷凍機油の供給が不十分となり、圧縮機の故障につながります。定期的に冷凍機油の交換とストレーナの点検清掃の実施が必要です。

■ターミナル組品

ターミナル組品

ターミナル端子は、シールされておりますが、長年の運転により緩みが発生することも考えられます。これより冷媒・冷凍機油が漏れ、故障につながることがあります。定期的に緩みの確認と増締め、または端子台の交換が必要です。

■スクリュー圧縮機搭載チラーユニットのオーバーホール基準

区分 時間または年月 実施項目
圧縮機運転時間 年月
日常点検 毎日
  1. 運転状況の記録(圧力・温度・電圧・電流値など)
  2. 異常音の有無(通常とは違う音はないか)
定期点検 2,400~4,000時間ごと 6ヶ月
  1. 圧力計の点検(指針が極端にずれてないか)
  2. 潤滑油(冷凍機油)の点検(色・量の確認)
4,800~8,000時間ごと 1年(毎年)
  1. 安全装置、保護装置の作動テスト
  2. 圧力計、 安全弁の検査(校正及び検定)
  3. 熱交換器の汚れ・目詰まりの確認 (汚れていれば洗浄)
  4. 潤滑油(冷凍機油)・ドライヤー交換 (汚れがひどい場合)
  5. 電磁開閉器・リレーの点検 (接点状況・端子緩み確認)
空冷機:12,000時間
水冷機:20,000時間
〈R407C機〉
空冷機:24,000時間
水冷機:40,000時間
3年ごと
*(R407C:
5年ごと)
  1. 圧縮機オーバーホール(部品交換)及び点検
  2. 潤滑油(冷凍機油)・ドライヤーの交換
  3. 電磁開閉器の交換
  4. 逆止弁、膨張弁の点検(不良の場合は交換)
備考 定期点検は時間、年数のいずれか短い(早い)方で実施します。なお、機種により法令にて定期点検が定められた製品があります。
*...冷媒:R407Cタイプが適用(圧縮機:A型タイプ)

圧縮機の運転音の周波数分析によりオーバーホール時期の予測診断も行い、経済的な整備提案を実施させていただきます。

メーカならではの蓄積された技術・ノウハウにて圧縮機の状態を運転音などにより的確に診断。TBM*1(時間管理メンテナンス)だけではなく、CBM*2( 機器状態管理メンテナンス)にてコスト低減とサービス品質の向上を図ります。

*1
TBM:Time based Maintenance
*2
CBM:Condition based Maintenance

2 熱交換器(クーラ・コンデンサ)の点検・洗浄

チラーユニットの熱交換器は大きく2つの機能に分かれています。

  1. 蒸発器(クーラ)は、水-冷媒を熱交換しており、スケール等での熱交換率の低下を招くことにより機器能力が低下いたします。
  2. 凝縮器(コンデンサ)は、水-冷媒(水冷式)または空気-冷媒(空冷式)を熱交換しており、スケールまたはゴミ汚れ等での、熱交換率の低下により、放熱不良から高圧圧力の上昇、過負荷運転から故障につながります。機器の能力を維持するためには、定期的な洗浄・清掃が必要です。
1 蒸発器(クーラ) 2年に1回洗浄(水質により計画)/点検6ヶ月毎
2 凝縮器(コンデンサ) 1年に1回清掃(周囲環境による)
備考 スケールの付着が酷い場合、状況により熱交換器交換をお勧めします

■シェルアンドチューブ式熱交換器 (凝縮器)


チューブ洗浄前状況

■プレート式熱交換器 (蒸発器)


分解切断内面状況

内視鏡(記録可能)を使用し配管内のスケール付着状況や詰まり状況を確認いたします。

パッケージエアコンを長く安心してお使いいただくために定期的な保守・点検をおすすめいたします

店舗・ビル・工場などでご使用のパッケージエアコンの耐用年数を確保し故障を未然に防止するためには定期的な点検と部品交換などが不可欠です。機器メーカならではの高い技術力にてお客様に満足のいただける保守点検をおすすめいたします

パッケージエアコン部品構成図

パッケージエアコン部品構成図

空調リフレッシュサービス

機器の能力を常に最大限にお使いいただくために、定期的に空調機をリフレッシュする必要があります。

【室内機】

【室外機】

■熱交換器洗浄

熱交換器を洗浄することで詰まった汚れを取り除くことで、通風効率を改善し、機器能力を最大限に発揮させ、快適性も改善します。目詰まりの状況のままで運転されると消費電力のアップ、耐用年数も短くなることがあります。また、冷房・ドライ運転時の水分とほこりの蓄積で発生する臭いや細菌の発生を抑え、衛生面での改善も図れます。 オプションにて熱交換器表面へのプレコート処理などご使用の状況に併せたリフレッシュ処理を実施させていただきます。

■ドレンパン清掃

冷房運転時でのトラブルに多いのは「ドレン(排水)つまり」です。長年の運転でドレンパン(排水受け)に蓄積したごみなどが、細菌の影響でスライム状となり、 排水不良を引き起こします。熱交換器の洗浄と併せ、ドレンパンの清掃も定期的にすることをお勧めします。

【空調機 熱交換器 洗浄周期の目安】

場所 ご使用状況 周期
遊技場・飲食店 運転時間が長く、埃・煙の多い場所 1~3 年
一般店舗・美容室 人の出入りが多い店舗 3~5 年
一般事務所・病院 埃・煙が少ない場所 5~8 年

法令点検対応 ビル衛生管理法

(ビル管法)*3対応点検

【対象】
3,000㎡以上の事務所ビルなどは以下の定期検査・整備が必要です。
【内容】
①空調用加湿装置の点検、必要に応じた清掃などの実施(使用期間中:1 回/ 月)
②空調機ドレンパン(排水受け)の点検、必要に応じた清掃などの実施(使用期間中:1 回/ 月)
③冷却塔・冷却水の水管、および加湿装置の定期清掃(1 回/ 年)
*3
(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)

主な部品の保守・点検ガイドライン

*4
保全周期の年数表示は、頻繁な発停のない通常の使用状態で、10 時間/日、2500 時間/年と仮定した場合であり、運転状況により異なります。
*
出典:一般社団法人 日本冷凍空調工業会発行 パッケージエアコンの主な部品の保守・点検ガイドラインより抜粋
*
この表は、一般的な使用条件下における定期点検の内容とその周期(点検周期)および部品交換などの目安を示しています。 建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管法)施行規則等の法令・規定で定められている対象設備に該当する場合は、 法規に従った保守点検も実施してください。