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Hitachi

日立グローバルライフソリューションズ

環境影響度の目標達成度「A」*1を達成

■ 地球温暖化係数(GWP)比較

冷媒には不燃性*2の新冷媒R448Aを採用。地球温暖化係数*3を従来のR404A*4に比べて約64%、R410A*4に比べて約33%低減した冷媒です。これにより、フロン排出抑制法に基づく環境影響度の目標達成度「A」*1を達成しました。

*1
フロン排出抑制法に製品ごとに定められたフロン類からの転換目標値を達成したものを「A」とし、転換目標値に対する達成度合いに応じて多段階で表示する記号。
*2
ASHRAE規格34の冷媒安全性分類で、冷媒R448AはA1に分類されます。
*2
地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。数値が大きいほど温暖化への影響が大きいことを示します。
*2
出典「IPCC第4次評価報告書」地球温暖化係数(GWP)100年値。

冷却能力の向上

7.4kW(10馬力)~29.6kW(40馬力)機種では、従来インバーター機以上の冷却能力を確保しました。
リプレース時の冷却能力不足の心配はありません。

*5
運転条件は外気(凝縮器吸込空気)温度32°C、定格運転時、冷媒配管長(水平片道)5mで無着霜の場合。

冷媒不足検知機能

冷凍機には現行機に搭載されているワーニング機能に加えて冷媒不足検知機能を搭載(制御基板のセグメント表示部へワーニングコードとして表示)。運転状態を監視することで、冷媒の状態変化をとらえ 、冷媒漏れや季節変化による冷媒不足を検知します。(KU-T6(M)HV-A、KU-T7(M)HV-A、KU-T8(M)HV-Aのみ)

運転コントロール

コントローラーにより、庫内温度制御から除霜制御まで、運転制御を自動で行います。

各種制御機能/応用機能の充実

【インバータースクロール冷凍機とのH-LINK対応*6

インバータースクロールクーリングシステムでは、インバータースクロール冷凍機とコントローラーの間をH-LINK接続し、相互のデータを送信します 。インバータースクロール冷凍機は冷蔵庫の庫内温度情報を受け取り、周波数制御を行います。コントローラーは、インバータースクロール冷凍機の運転データや異常情報を受け取り、リモコンで冷凍機の運転データなどを確認できます。

*6
H-LINKは日立独自の高機能伝送方式です。

安定した温度管理

食料品の鮮度は温度管理が決め手。インバーター制御なら安定した温度管理が可能。

冷却負荷の変化に対応して、圧縮機の回転をインバーター制御。これにより蒸発温度のディファレンシャルを小さくした運転ができます。また蒸発温度を一定に制御することにより蒸発器への着霜が減り、除霜時間や除霜回数が削減できるため、安定した温度管理がしやすくなります。

設計・施工を省力化

冷凍冷蔵庫に必要な冷却機器を組み合わせてシステム化しているので、用途に応じて選択できます。また、ユニットクーラーに膨張弁・電磁弁が組み込まれ、コントローラーで運転制御が行えるなど、現地での部品製作・部品手配などの手間が省けます。

豊富な品ぞろえで対応

スクロール冷凍機は、出力4.5kW(6馬力)から29.6kW(40馬力)をラインアップし、ユニットクーラーは、高温用・中温用・低温用に対応可能、さまざまなニーズに対応しています。