据 付 時 の ご 注 意
スポットエアコンを据え付ける部屋は、万一、ガス漏れしても、冷媒ガスの濃度は限界濃度を超えないようにする必要があります。
- 冷媒R32使用機種
- 冷媒R32は空気より重く下層部にたまる傾向があります。
密閉した部屋で冷媒が漏えいした場合、床面付近に充満すると、燃焼濃度に至る可能性があります。
■45〜140型:室内床面積の確認
• 室内ユニットの据付場所は下記の最大冷媒量に対する室内最小床面積以上を厳守してください。(パーテーションなどで仕切られた狭いスペースへの設置禁止)
室内ユニット容量・型名 |
45・63型 |
80型 |
140型 |
室内最小床面積(m2) |
6 |
8 |
33 |
- ※
- 室内最小床面積は漏えい高さ(吹出ダクト下端の高さ)1.5mの値です。
最大冷媒量未満で使用する場合は、下記最小床面積以上を厳守してください。
冷媒量(㎏) |
2.0 |
2.2 |
2.4 |
2.6 |
2.8 |
3.0 |
3.2 |
3.4 |
3.6 |
3.8 |
4.0 |
4.2 |
4.4 |
4.6 |
4.8 |
室内最小床面積(m2) |
6 |
7 |
8 |
10 |
11 |
13 |
14 |
16 |
18 |
20 |
22 |
25 |
27 |
29 |
32 |
■280型:冷媒漏えい時最大濃度の確認
• 室内ユニット側: 総冷媒量と設置空間が下式を満足することを確認します。
m÷(A×hs)≦0.076 m:総冷媒量(kg) A:床面積(m2) hs:設置高さ(m)
- ※
- 設置高さは、床面から冷媒漏えい想定箇所までの高さです。ただし、室内ユニットの設置空間に配管の接合部(ロー付け部を除く)がある場合、室内ユニットの設置高さと配管の接合部(ロー付け部は 除く)のうち、最も低い高さとしてください。室内ユニットの設置高さは、室内ユニット吸込口/吹出口下端(ダクト接続時はダクト吸込口/吹出口下端)の低い方までの高さとなります。
- ※
- 詳細は下表を参照してください。設置高さが不明の場合は1.5mとして計算してください。
• 室外ユニット側:室外ユニットの周囲4面が1.2m以上の壁で覆われている窪地の場合、総冷媒量と設置空間が下式を満足することを確認します。
m÷(A×he)≦0.153 m:総冷媒量(kg) A:窪地面積(m2) he:製品高さ(m)