不燃性*4の冷媒R448Aは、地球温暖化係数*1・2を従来のR404Aに比べて約64%、R410Aに比べて約33%低減した冷媒です。
これにより、フロン排出抑制法に基づく環境影響度の目標達成度「A」*3を達成しました。
7.4kW(10馬力)~29.6kW(40馬力)機種では、従来インバーター機以上の冷却能力*5を確保しました。
リプレース時の冷却能力不足の心配はありません。
冷凍機には現行機に搭載されているワーニング機能に加えて冷媒不足検知機能を搭載(制御基板のセグメント表示部へワーニングコードとして表示)。運転状態を監視することで、冷媒の状態変化をとらえ 、冷媒漏れや季節変化による冷媒不足を検知します。(KU-T6(M)HV-A、KU-T7(M)HV-A、KU-T8(M)HV-Aのみ)
コントローラーにより、庫内温度制御から除霜制御まで、運転制御を自動で行います。
インバータークーリングシステムでは、インバーター冷凍機とコントローラーの間をH-LINK接続し、相互のデータを送信します 。インバーター冷凍機は冷蔵庫の庫内温度情報を受け取り、周波数制御を行います。コントローラーは、インバーター冷凍機の運転データや異常情報を受け取り、リモコンで冷凍機の運転データなどを確認できます。
冷却負荷の変化に対応して、圧縮機の回転をインバーター制御。これにより蒸発温度のディファレンシャルを小さくした運転ができます。また蒸発温度を一定に制御することにより蒸発器への着霜が減り、除霜時間や除霜回数が削減できるため、安定した温度管理がしやすくなります。
冷凍冷蔵庫に必要な冷却機器を組み合わせてシステム化しているので、用途に応じて選択できます。また、ユニットクーラーに膨張弁・電磁弁が組み込まれ、コントローラーで運転制御が行えるなど、現地での部品製作・部品手配などの手間が省けます。
冷凍機は、出力0.75kW(1馬力)から29.6kW(40馬力)をラインアップし、ユニットクーラーは、高温用・中温用・低温用に対応可能、低風量タイプ・広フィンピッチタイプを加え、さまざまなニーズに対応しています。