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全機種で定格冷却COP*1を向上。 低負荷運転時の性能向上により、高い省エネ性を実現。
さらにモジュール制御機能を標準装備。

75~500型
RCUNP AV1
*1
空気側熱交換器入口空気乾球温度35℃・冷水入口温度12℃・冷水出口温度7℃。JRA 4066:2014「ウォータチリングユニット」に基づく。
*
吸込網は別売オプション部品です。
*
本機は屋外設置タイプです。

■ラインアップ表

型名(冷却能力kW)*2
75型(7.5) 125型(12.5) 190型(19.0) 250型(25.0) 375型(37.5) 500型(50.0)
空冷式冷専*3
*2
標準仕様表に記載の冷却能力
*3
空冷式冷専:冷水専用

■コントローラー・リモコン適応表

○:使用可能  -:使用不可

コントローラー リモコン
CSC-A8GT CSC-A8GT1 CSC-A1S CSC-5S CSC-A8MC RSW-A
- - -

製品特長

日立の新技術により高い定格冷却COP*1を実現

高効率インバータースクロール圧縮機の搭載と冷凍サイクル・水側熱交換器の改良により、全機種で定格冷却COPを向上しました。

*1
 空気側熱交換器入口空気乾球温度35℃・冷水入口温度12℃・冷水出口温度7℃。JRA 4066:2014「ウォータチリングユニット」に基づく。

  • ※ 従来機:2017年3月まで発売の製品。

低負荷運転時の性能向上により年間消費電力量を大幅に削減

■低負荷運転時の性能向上技術

熱交換器(375型・500型)

※ イメージ図

低負荷性能向上パス構造

低負荷運転時に熱交換器性能を最大限に発揮する熱交換器パス構造を採用。熱交換器を上下段で区切った上で、熱交換器の下流に向かうにつれて流路を細くし、冷媒流速を引き上げ、熱伝達率を向上。冷却能力をアップし、省エネ性を向上しました。

Σ(シグマ)形状熱交換器

低負荷運転時の効率を向上するための2ファン構造。この2ファン構造の効果を最大限に引き出すΣ(シグマ)形状の熱交換器を採用し、熱交換器性能の向上を図りました。

ベルマウス(190型以上)

ロングベルマウス構造

多段拡大構造により、風の流れをスムーズ化することでファン入力を大幅に低減しました。さらに、ロングベルマウスを採用することにより、空気の漏れを抑制し、広い運転範囲で高効率化を実現しました。

圧縮機(190型以上)

低負荷運転効率の向上

圧縮機機構部への給油分配方式を改良(給油量の最適化)し、油過多を抑制することで高速回転域の効率を向上しつつ、シール性を向上することで低速運転時(低負荷運転時)の効率向上も図りました。

■従来機と比べ、年間消費電力量を大幅に削減

50Hz地区/産業冷却の場合

  • ※ 従来機:2017年3月まで発売の製品。

【試算条件】

運転月:1~12月
運転時間:8~19時
運転日数:240日/年
外気:(東京)気象庁データ
基準負荷:
75型 6kW(定格能力 7.5kW×0.8)
125型 10kW(定格能力 12.5kW×0.8)
190型 15.2kW(定格能力 19kW×0.8)
250型 20kW(定格能力 25kW×0.8)
375型 30kW(定格能力 37.5kW×0.8)
500型 40kW(定格能力 50kW×0.8)

●IPLVc※1

○:使用可能  -:使用不可

型名(冷却能力kW)
75型(7.5) 125型(12.5) 190型(19.0) 250型(25.0) 375型(37.5) 500型(50.0)
IPLVc※1 5.1 5.2 5.2 5.1 5.1 5.2
  • ※1 冷却期間成績係数 IPLVc(Integrated Part Load Value,Cooling)。チラーユニットにおいて、一般空調用の冷却時における部分負荷効率を表す指数。この指数が高いほど運転効率が高いことを示す。 JRA4066:2014「ウォータチリングユニット」に基づく。

さまざまな現地システムに対応可能なモジュール制御機能を標準装備

■1グループ最大8モジュール(冷却能力最大400kW )まで制御可能

モジュール制御機能を標準装備。台数制御専用コントローラーは不要です。
(遠隔からの運転指令の入力は必要です。)

  • ※ 台数制御は、同一容量の組み合わせでご使用ください。

主な制御仕様

●台数制御機能

負荷に見合った台数で運転します。

●ローテーション機能

各モジュールの運転時間を監視し、運転時間に応じてローテーションを実施します。

●異常停止時の動作

完全停止リスクを回避できます。異常停止したモジュールを制御から切り 離し、正常なモジュールで運転を継続 します。

エレベーターによる搬入や据付・設置性に配慮

■エレベーター※1 による搬入が可能

11人乗りエレベーターでの搬入が可能です。(500型除く)

  • ※1 エレベーター(11人乗り):JIS A 4301-1983

●外形寸法

(mm)

型名 高さ 奥行
75型・125型 1,380 950 370
190型・250型 1,675 950 765
375型 1,675 1,210 765

●エレベーター寸法

(mm)

扉開口
高さ
奥行 扉開口
エレベーター
(11人乗り)
2,100 1,350 800

●設置イメージ(ビルの屋上などの限られたスペースへの設置)

例:250型×4台の連続設置(定格冷却能力100kW相当)

内蔵型の高調波対策用アクティブフィルターを準備(改造対応)(75・125型除く)

高調波対応として、チラーユニット内部に取付可能な、内蔵型アクティブフィルターを準備しました。(本体組込み出荷になります。)

  • ※ 200V級のみ対応(400V級対応不可)。

標準仕様時の容量制御範囲を拡大

冷凍サイクルの基本構成を見直し、標準仕様時の容量制御範囲を拡大しました。低負荷時にも、より安定した出口水温での冷水供給が可能です。

●標準仕様時の容量制御範囲の下限値

型名 (冷却能力kW) 75型(7.5) 125型(12.5) 190型(19.0) 250型(25.0) 375型(37.5) 500型(50.0)
従来機
(RCUNP-AV)
50% 40% 50% 40% 40% 40%
新型機
(RCUNP-AV1)
36% 22% 36% 27% 24% 13%
  • ※ 従来機:2017年3月まで発売の製品。

デマンド機能を標準装備

電流デマンド/強制サーモOFF/最大ロード制限/強制フルロード/2温度切替/ナイトシフト/送風機強制運転/外部設定温度/ポンプ強制運転の9機能から最大5機能まで選択可能です。また、セルフデマンド機能として節電対策にもご利用できます。

  • ※ オプション部品(コネクターキット:CCK-1)が必要です。

関連資料