ページの本文へ

ブライン仕様(低温用)シリーズに環境影響度に配慮し、
省エネ性を向上した新冷媒R32マトリクスシグマが新登場

● 新冷媒R32の採用。
● 1800型、2000型を新規ラインアップ。
● 完全停止のリスク低減が可能。
● 省エネ性・冷却能力を向上し、リプレース対応力をアップ。
● さまざまな現地システムに対応可能なモジュール制御機能を標準装備。
● タッチパネルで簡単設定・簡単点検。
● 標準設置タイプの他にリニューアル設置タイプの選択可能(特注対応)。

1180~2000型
RCGP ALV
RCGP ALVX
  • ※ 特注対応

■ラインアップ表

◎:標準 □受注対応

設置タイプ 型名(冷却能力 kW)*1
1180型(80) 1500型(106) 1800型(125) 2000型(140)
空冷式冷専
低温用
標準設置タイプ
リニューアル設置タイプ
*1
標準仕様表に記載の冷却能力です。

■コントローラー・リモコン適応表

○:使用可能 -:使用不可

コントローラー リモコン
CSC-A8GT CSC-A8GT1 CSC-A1S CSC-5S CSC-A8MC RSW-A
(*2) - -
*2
「CSC-A8MC」と併用する場合、「CSC-A8GT1」をご使用ください。

製品特長

新冷媒R32の採用

冷媒には新冷媒R32を採用。地球温暖化係数※1を従来の冷媒R410Aに比べて約67%低減した冷媒です。環境負荷の低減を図りました。

  • ※1 地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。
    数値が大きいほど温暖化への影響が 大きいことを示します。
  • ※2 出典:JRAGL-08_2020R「冷凍空調機器の冷媒回収に係る回収口形状と表示ガイドライン」地球温暖化係数(GWP)100年値。

完全停止のリスク低減が可能

■1モジュールを独立した複数の冷凍サイクルで構成

万が一、1冷凍サイクルが故障した場合でも、その他の正常な冷凍サイクルでは運転を継続。完全停止するリスクを低減できます。

  • (注)全サイクルに共通する警報の場合は、全サイクル共停止します。

■異常停止時の動作

全サイクルに共通する警報の場合は、全サイクル共停止しますが、警報停止したモジュールを台数制御から切離し、残った他の正常なモジュールで運転を継続します。1号機(親機)が警報停止した場合も同様に、1号機自身を除外して運転を継続します。

  • また、親機(1号機)との伝送が不通になった場合の子機の動作は下記となります。
    ・不通時の状態を継続します(ただし、「切離し」になります)。
    ・伝送回復で自動復帰(復帰後は一旦停止)します。

リプレース対応力をアップ。冷却COP・冷却能力を向上

新冷媒R32採用にあたり、圧縮機、冷凍サイクル、ブライン側熱交換器の改良により、冷却COP・冷却能力を向上しました。

■冷却COP・冷却能力比較

●冷却COP

(空気側熱交換器入口空気乾球温度 35℃・ブライン入口温度 0℃・ブライン出口温度 -5℃)

●冷却能力

(空気側熱交換器入口空気乾球温度 35℃・ブライン入口温度 0℃・ブライン出口温度 -5℃)

さまざまな現地システムに対応可能なモジュール制御機能を標準装備

■1グループ最大8モジュールまでモジュール制御が可能

モジュール制御機能を標準装備。台数制御専用コントローラーは不要です。(遠隔からの運転指令の入力は必要です。)親機本体コントローラーから最大8モジュールまで1グループとして制御することができます。負荷変動に応じて台数制御を行う運転のほかに、台数制御を行わず常時全台数を運転するなどの運転方法の選択が可能です。

液晶タッチパネルで簡単設定・簡単点検

■液晶タッチパネルで簡単操作

表示・操作部にカラー液晶タッチパネルを採用し、表示画面を見やすく分かりやすいデザインとすることで視認性・操作性を高めました。

  • (注)液晶表示内の「水」と表示されている箇所は「ブライン」と読み替えてください。

■状態表示画面

ユニット状態・ポンプ状態・ファン状態を一目で確認できます。
警報・警告の内容もこの画面で確認可能です。

■設定画面(ブライン温度設定など)

各種設定は液晶タッチパネルから簡単に操作できます。
ブライン温度設定は0.1℃単位で設定できます。

  • ※ グループコントローラー(CSC-A8GT(1))を接続した場合は0.5℃単位になります。

■点検画面

本体の運転状態・各種センサーなどの情報を表示。
親機は台数制御の設定・状態表示も可能です。

■履歴画面(警報履歴)

最新10件の故障履歴の確認が可能です。さらに、故障履歴のうち、 最新の3件については、詳細データの確認が可能です。原因の早期究明の一助としてご使用いただけます。

その他

■モジュール化により高圧ガス関係の法的手続きを簡略化

モジュール単体での法定冷凍トンが20トン未満のため、連結台数にかかわらず高圧ガス製造届出は不要です。(2000型を除く)

■デマンド機能の強化

グループコントローラーCSC-A8GT(1)(詳細はこちら)のスケジュール機能を使えば、グループごとに「電流デマンド」や「最大運転台数」を設定できます。セルフデマンド機能として節電対策にもご活用いただくことが可能です。

関連資料