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簡単多機能なコントローラーで様々なニーズに対応した多彩な制御システムが構築できます。

モジュールコントローラー CSC-A8MC

最大64台をモジュール制御可能。
液晶タッチパネルで簡単設定、点検作業も容易です。

(本コントローラーは、マトリクスシグマシリーズ専用です)

モジュールコントローラー

最大64台をモジュール制御可能

グループの枠を超えた「系統」内で台数制御を実施します。モジュールコントローラー1台で2系統の制御が可能です。
「系統」設定で8台を超える台数での台数制御が可能。大規模熱源への導入(入替)も対応可能です。
1グループ最大8台×最大8グループ=最大64台の台数制御が可能です。

液晶タッチパネルで簡単設定、点検作業も容易です。

表示画面を見やすく分かりやすいデザインとすることで、視認性・操作性を高めました。

グループコントローラー(CSC-A8GT1)との併用が可能です。

*
グループへの各種操作は、そのグループが所属する系統への操作となります。
*
CSC-A8GT(0型)との併用はできません。
*
CSC-A8GT1(1型)の製品仕様については、CSC-A8GT(0型)をご参照ください。

グループコントローラー(CSC-A8GT1)の表示例

冷水・温水2系統を同時制御

本モジュールコントローラーは複数のグループで構成される水配管を共通とした「系統」を、2系統同時に制御することができます。台数制御はそれぞれの「系統」で実施します。あらかじめ「運転パターン」の設定をしておくことで、パターン切替操作のみで各系統に所属するグループの組替えが可能です。

  • (注1)2系統合わせて最大8グループまで接続可能です。
  • (注2)同一系統内で運転モード(冷却/加熱)を分けることはできません。
  • (注3)同一グループ内で系統を分けることはできません。
  • (注4)運転パターンは最大8つまで設定可能です。
  • (注5)夏期に加熱運転するチラーユニットは年間暖房仕様としてください。

●パターン設定例

製品仕様

項目 仕様
液晶 3.5インチカラー(320×240ドット)
電源 AC200V±10%(50/60Hz)
消費電力 70W以下
外形寸法 W720mm×H520mm×D160mm(突出部は含まず)
外装色 ナチュラルグレー(マンセル記号 1.0Y 8.5/0.5)
質量 32kg
設置方法 屋内、屋外
動作環境条件 周囲温度:-15~43℃
周囲湿度:35~90%RH(ただし、結露なしの場合)
伝送配線距離 1,000m(総長)
外部入出力 デジタル入力:15点(AC200V有電圧(電源内蔵))
アナログ入力:2点(DC4-20mA)
デジタル出力:7点(無電圧(電源現地準備))
接続可能台数 MATRIX i-StyleまたはMATRIX Σ:8グループ(1グループ最大8台)
グループコントローラー(CSC-A8GT1):1台

外形寸法図

単位:mm

グループコントローラー CSC-A8GT(1)

大型液晶タッチパネルで、カンタン操作。最大8グループ64台を一括管理。

グループコントローラー

視認性と操作性の高い大型液晶タッチパネルを採用。
表示部・制御部・電源部の一体型で、施工も容易。
省エネサポート機能も充実。

■コントローラー適応表

○:使用可能 ー:使用不可

製品 グループコントローラー
製品名・シリーズ名称 型式 CSC-A8GT CSC-A8GT1
空冷 空冷式冷専 RCUNP AV1
マトリクスシグマ RHGP AV(H)(P)1
RCGP AV(P)1
RHGP AV(H)(P)1X
RCGP AV(P)1X
(○※1)
マトリクスアドバンス RCY AZ(P)
水冷 水冷式冷専 RCUNP WV1
マトリクスアドバンス RCY WZT(C)
ブライン仕様
(空冷)
空冷式冷専 RCUNP ALVK
マトリクスシグマ RCGP ALV
RCGP ALVX
(○※1)
ブライン仕様
(水冷)
水冷式冷専 RCUP L2
水冷式冷専スクリュー RCUP LZ3T
  • ※1「CSC-A8MC」と併用する場合、「CSC-A8GT1」をご使用ください。

見やすく使いやすい8.5インチカラー液晶タッチパネル

グループ一覧画面で、各グループの基本情報を一目で確認できます。
グループごとの圧縮機運転容量、電力使用状況を簡易的なグラフで確認できます。
アイコンによりスケジュール設定やデマンドの動作状況などを確認できます。

*1
低温機の場合、ブラインの総称として「冷水」と表示します。水冷式の場合、冷水・熱源水の総称として「冷水」、温水・冷却水の総称として「温水」と表示します。

最大8グループ(64モジュール)を一括監視/制御

グループごとにそれぞれの用途に合わせた監視/制御が行えます。

マトリクスシグマ・アドバンスを接続する場合は、下図のように別グループとして接続してください。

週間スケジュール機能で細やかな管理

各曜日10動作の設定で、きめ細かいスケジュール管理が可能です。
祝日など、スケジュールを稼働させない特定日も設定できます。

「見える化」で省エネ管理をサポート 注1、注2

グループごとに簡易な製造熱量と積算電力量を月単位のグラフで表示。
「見える化」によりグループ全体のエネルギー使用状況を把握できます。

*
製造熱量の表示はチラーユニット液晶画面で冷温水流量および冷温水物性の入力が必要です。
  • 注1 「積算電力量」の表示はマトリクスシグマのみ可能です。
  • 注2 積算電力量は計量法でいう取引証明用としては使用できません。

デマンド機能に対応

グループコントローラー本体に用意している外部入力接点4点すべてを使えば、外部からの接点信号により本グループコントローラーにて設定されたグループに指定した割合(%)までの電流制限を行います。

●外部信号による強制容量制御

外部入力接点(最大4点)により、マトリクスシグマ・アドバンスの消費電力抑制(デマンド機能)が行えます。また、制御対象をグループ単位で設定できます。

[注意事項]

  • 1. 電流デマンド値(%表示)は、あくまでも目安値です。最大電力を精度良く管理する必要がある場合には、専用のデマンドコントローラー(市販品)をご使用ください。
  • 2. デマンド機能を使用した場合、圧縮機の運転容量を強制的に下げるため、能力は設定値に応じて低下し、水温が変動することがあります。
  • 3. 運転制御状態(保護制御など)によっては一時的に設定値よりも大きくなることがあります。
  • 4. 電流デマンドは50~95%(5%単位)の範囲で設定できます。(100%設定時は電流制限を行いません)
  • 5. 「強制サーモオフ」はグループコントローラーからは設定できません。別途、各チラーユニットに配線が必要です。
  • 6. 複数の電流デマンド信号を同時に入力させた場合は、外部入力設定番号の小さい方の入力が優先されます。
  • 7. 電流デマンド以外に、「最大運転台数」を制限することもできます。この場合、設定は1台以上です。電流デマンドとの併用も可能です。
  • 8. マトリクスアドバンス大容量タイプは、圧縮機を2台搭載していますが、本機能は,1つの信号で圧縮機2台ともに有効となります。
*
詳細は最寄の当社営業本部・支店までお問い合わせください。

●セルフデマンド機能

「電流デマンド」や「最大運転台数」をスケジュール設定することで、指定時間のピークカットが行えます。
「電流デマンド」は50~95%(5%単位)で設定できます。

運転データの取り出しが可能

●メモリーカード(SDカード)スロット搭載

運転データ(出入口水温、瞬時能力※1、瞬時電力など)をSDカードに記録できます。記録したデータはパソコンで表示、編集することができ、省エネ管理のデータとしてご活用いただけます。

  • ※1 チラーユニット液晶画面で冷温水流量および冷温水物性の入力が必要です。

■使用できるメモリーカード

SD規格に準拠したSDメモリーカード・SDHCメモリーカードをご利用いただけます。カードによっては、正しく動作しないことがあります。

●当社で動作確認したメモリーカード

・SanDisk Ultra® SDTM/SDHCTM カード
・SanDisk® SDTM/SDHCTM カード(スタンダードタイプ)

  • (注)SD、SDロゴ、SDHC、SDHCロゴは、SD-3C,LLCの商標です。

外形寸法図

単位:mm

製品仕様

項目 仕様
液晶 8.5インチカラー(800×480ドット)
電源 AC100~240V(50/60Hz)
消費電力 30W以下
外形寸法 W250mm×H170mm×D25mm(電源部:55mm)
質量 1.5kg
設置方法 スイッチボックス埋め込み
動作環境条件 周囲温度:5~35℃ 周囲湿度:35~90%RH (ただし、結露なしの場合)
配線距離 1,000m(総長)
外部入出力 入力:4点(無電圧A接点) 出力:2点(有電圧出力)*2
接続可能台数 グループコントローラー:1台当り モジュールチラー:8グループ*3
*2
外部出力にはオムロン製MYリレーが適合します。(ダイオード内蔵型は使用しないでください。)
*3
グループは最大8モジュールのチラーユニットで構成されます。

グループコントローラー基本機能一覧

項目 操作単位 設定機能*4 監視機能 スケジュール機能 その他
グループ モジュール
仕様 ● 一括
● グループごと
● 運転/停止
● 運転モード切換
● 冷水温度設定
● 温水温度設定
● 蓄熱モード切換
● ナイトシフト切換
● 2温度設定切換
● 電流デマンド
● 最大運転台数切替え
● 運転状態
● 運転モード
● 入口温度
● 出口温度
● 電力容量
● 運転容量
● デマンド状況
● サーモオン状態
● ナイトシフト状態
● 2温度設定状態
● 蓄熱モード状態
● 除霜状態
● 警報
● 警告 ほか
● 運転状態
● 運転モード
● 出口温度
● 運転容量
● 切り離し状態
● デマンド状況
● サーモオン状態
● ナイトシフト状態
● 2温度設定状態
● 蓄熱モード状態
● 除霜状態
● オーバーホール状態
● 警報
● 警告 ほか
● グループごとに異なる
スケジュールを設定
● ウィークリー設定
● 1日10動作
● 休日設定
設定可能項目は以下の通り
・運転/停止
・冷水温度設定
・温水温度設定
・蓄熱モード切換
・ナイトシフト切換
・電流デマンド
・最大運転台数切換
● 運転/停止信号入力*5
● 冷却/加熱信号入力*5
● 蓄熱モード信号入力*5
● ナイトシフト信号入力*5
● 2温度設定信号入力*5
● 電流デマンド信号入力*5
● 最大運転台数信号入力*5
● 運転信号出力*6
● 警報信号出力*6
● 冷却信号出力*6
● 加熱信号出力*6
● 製造熱量グラフ表示
● 積算電力量グラフ表示
● 運転データのメモリーカード保存
*4
設定機能に示す指令は、グループコントローラーからの指令が有効となり、チラーユニット本体への信号入力は無効となります。(併用はできません)
*5
信号入力時の動作グループを選択できます。(複数選択可能)
*6
信号出力時の動作グループを選択できます。(複数選択可能)

グループコントローラー CSC-A1S

1グループ最大8モジュールと接続可能なグループコントローラーです。
運転操作と温度設定をメイン機能として、簡易的な運転・状態監視などの制御ができます。

■コントローラー対応表

○:使用可能 ─:使用不可

製品 グループコントローラー
製品名・シリーズ名称 型式 CSC-A15
空冷 空冷式冷専 RCUNP AV1
マトリクスシグマ RHGP AV(H)(P)1
RCGP AV(P)1
RHGP AV(H)(P)1X
RCGP AV(P)1X
マトリクスアドバンス RCY AZ(P)
水冷 水冷式冷専 RCUNP WV1
マトリクスアドバンス RCY WZT(C)
ブライン仕様
(空冷)
空冷式冷専 RCUNP ALVK
マトリクスシグマ RCGP ALV
RCGP ALVX
ブライン仕様
(水冷)
水冷式冷専 RCUP L2
水冷式冷専スクリュー RCUP LZ3T

特長

■操作が簡単で視認性の良い液晶デジタル表示

■操作、設定機能

遠方からチラーユニットの操作・設定が可能です。

運転/停止
温度設定(0.5℃単位)
外部入力(一括運転)
外部出力(一括運転出力・一括警報出力)

■別売コントロールタイマー(PSC-A80T)との併用

1週間単位のスケジュール運転・各曜日ごとに1日3回の運転/停止設定が可能。

■主要表示、監視機能

運転/停止
異常(アラーム)コード
ユニットNo.
データ表示(設定温度・入口・出口水温・圧力・点検データ)
ポンプ 運転/停止

システム例

日立独自の伝送方式「H-LINK」で接続します。コントローラーとチラーユニット親機間を無極性2芯の渡り配線で結ぶだけの簡単な施工です。

システムコントローラー CSC-5S

[接続可能機種]

●ブライン仕様(空冷)
 RCUNP75~750ALVK

●ブライン仕様(水冷)
 RCUP90~900L2
 RCUP1320~5100LZ3T

  • 注(1)台数制御は同一容量の組合わせでご使用ください。
  • 注(2)CSC-5Sを使用する場合、接続する機種によっては一部の機能が使えなくなる場合があります。
  • 注(3)CSC-5Sを使用する場合、リモコン(RSW-A)との併用はできません。

リモコン RSW-A

[接続可能機種]

空冷式冷専チラー
●マトリクスアドバンス※1
●RCUNP**A**

水冷式冷専チラー
●マトリクスアドバンス※1
●RCUP**L**
●RCUNP**W**

  • ※1 マトリクスアドバンスにおいては、モジュール制御機能使用時には使用できません。
    また、グループコントローラー(CSC-A8GT・CSC-A1S)との併用はできません。
  • 注(1)リモコン(RSW-A)を使用する場合、チラーユニット用システムコントローラー(CSC-5S・CSC-A1S)との併用はできません。
  • 注(2)マトリクス シグマには使用できません。

関連資料