ページの本文へ

冷媒R32を採用

従来の冷媒R410Aに比べて地球温暖化係数※1が約3分の1※2の冷媒R32を採用。 さらに、冷媒R410A機に比べて冷媒封入量が少ないため、地球温暖化の抑制に貢献できます。

  • ※1 地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。数値が大きいほど温暖化への影響が強いことを示します。
  • ※2 出典「IPCC 第4次評価報告書」温暖化係数(GWP)100年値。温暖化係数2090(HFC-410A)と675(HFC-32)の比較。

空冷 インバーター R32 R410A [冷暖兼用/冷房専用]

豊富な室内ユニットラインアップ

産業用中温型:空冷の概要

食品を調理・加工する作業場の温度管理に。運転温度範囲が広く幅広いニーズに対応できます。

生産・加工・保管に対応する中温エアコンの環境製造室温度

中温エアコン 保管・貯蔵庫 食品加工・包装室 一般加工室・作業室 穀物など保管

室内運転温度範囲は冷房・暖房とも10~30℃*1まで対応。
*1
ゆかおきの暖房室内設定温度範囲は14~30℃DBとなります。
室内冷房運転温度が14℃以上の場合、外気温-15℃まで運転可能(年間冷房設定時)。*2
*2
室外ユニット基板・リモコンなどの設定変更が必要です。

使用基準

冷房運転 暖房運転 室内湿度条件 最大配管長 室内外高低差 電源
室内吸込空気 外気 室内吸込空気 外気 室外ユニットが上の場合 室外ユニットが下の場合
冷暖兼用 てんかせ4方向 8〜22℃WB
(10〜30℃DB)
−5[−15]
〜43℃DB
*3
10〜30℃DB −20〜15℃WB 相対湿度
80%以下
50・80型:50m
112型:70m
140型:75m
224・280型:100m
30m 50〜140型:20m
224・280型:30m
三相
200V
50/60Hz
てんかせ2方向
てんうめ
てんつり
厨房用てんつり
冷房専用 てんかせ4方向 8〜22℃WB
(10〜30℃DB)
−5[−15]
〜43℃DB
*3
相対湿度
80%以下
50・80型:50m
112型:70m
140型:75m
224・280型:100m
30m 50〜140型:20m
224・280型:30m
三相
200V
50/60Hz
てんかせ2方向
てんうめ
てんつり
厨房用てんつり
*3
[ ]は年間冷房設定時です。その場合、室内設定温度範囲は10~20.5℃WB(14~30℃DB)となります。年間冷房設定を行う場合は、防風セットを取り付けてください。
*
産業用中温型ではドライ運転はできません。
*
産業用中温型エアコンを24時間連続運転する設備の恒温に使用した場合、機器保護のため途中で自動的にリセットする制御が働きますので機器選定にご注意ください。

使用温度範囲

使用温度範囲

  • (注)
    1.冷房専用室外ユニットと組み合わせた場合は、暖房運転はできません。
    2. 部は、室内風量「H急」において基本的に連続運転が可能です。
    3. 部は、室内風量「H急」において凍結防止制御が作動して冷房と送風の交互運転となる場合があります。
    4.室内風量が「急」「強」「弱」の場合は、 部においても凍結防止制御が作動して冷房と送風の交互運転となる場合があります。

出荷時冷媒封入量比較表

容量 50型 80型 112型 140型 224型 280型
出荷時冷媒封入量 kg R410A機 1.6 1.9 2.9 2.9 5.3 6.0
R32機 1.3 1.8 2.4 2.6 4.2 5.0

室外ユニット熱交換器清掃機能(ファン逆回転)搭載

室外ユニット熱交換器を自動お掃除

室外ユニットのファンを通常運転時の逆回転をさせることで熱交換器に付着したゴミやホコリを剥ぎ取ります。熱交換器の目詰まりを抑え、性能低下を抑制します。

適応機種:RAS-GP50〜280LVH ∕ RAS-GP50〜280LVA

ムダな電気代をカット

7年相当使用時点の冷暖平均エネルギー消費効率※2 ※3

  • (注)「室外熱交クリーニング機能」の初期設定は無効です。室外プリント基板から機能選択設定で有効にしてご使用ください。
  • ※1. 日立調べ(製造元)。ルームエアコン実証結果からの試算による一例(RAS-GP140LVHの場合で試算)。
    7年相当使用した場合の冷房運転時(定格)の風量比較。新品を100とした場合、室外ユニット:送風 ファン(逆回転)運転あり98.4%、送風ファン(逆回転)運転無し81.0%。日立独自の条件(製造元)に 基づくものです。使用状態や環境により異なります。
  • ※2. 日立調べ(製造元)。ルームエアコン実証結果からの試算による一例(RAS-GP140LVHの場合で試算)。
    試験条件に基づいて算出された冷暖平均エネルギー消費効率は、新品を100とした場合の比率を記載。日立独自の条件(製造元)に基づくものです。使用状態や環境により異なります。
  • ※3. 冷暖平均エネルギー消費効率は、冷房運転時EER(定格)と暖房運転時COP(定格)の平均値。

セルフデマンド機能搭載

セルフデマンド機能

電力設定値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電力の抑制に貢献できます。電流を自己検知して自動的にデマンド制御を行うので、信号配線工事は不要です。また、従来のデマンド信号でのデマンド制御も可能なので、状況に合わせて操作を選べます。

軽量化

室外ユニットは圧縮機の小型化や基板の改良などにより、リニューアル時には、従来機よりも軽量化を図りました。

  • ※ 2022年まで販売の日立R410A機を示します。
  • ※ 冷暖兼用機にて比較
容量 50型 80型 112型 140型 224型 280型
製品寸法 高さ mm R410A機 600 800 1,380
mm 792(+95) 950 950
奥行き mm 300 370 370
高さ mm R32機 629 800 1,140 1,380
mm 799(+99) 950 950 950
奥行き mm 300 370 370 370
製品質量/梱包質量 kg R410A機 39/41 42/44 79/85 79/85 133/139 138/144
R32機 38/40 41/43 60/66 109/115 119/125

リニューアル対応

■既設配管を洗浄レスでそのまま再利用可能

圧縮機が故障していても、リニューアルキット(オプション)により対応可能

施工手順

中温エアコンの既設配管利用時の条件

下記の条件を満たせば、洗浄レスで既設配管の利用が可能です。

条件1 配管長(総長):50m※1までであること(50型は30mまで)
条件2 配管サイズが許容範囲内であること※2
条件3 既設配管に腐食・亀裂・傷・変形がなく、内部が汚れていなこと
条件4 ■配管肉厚・フレアナットなど、JIS規格品を使用すること
■フレアを再加工すること
■配管の気密・真空引きなど新規配管と同様、確実に行うこと
■断熱材、配管の支持部材に損傷がある場合は補修または交換のこと
  • ※1. 配管長(総長)が50mを超える場合は、配管洗浄を実施していただくことで既設配管の利用が可能です。
    なお、この場合の配管長には、許容範囲があります。(洗浄を実施した場合は、リニューアルキットは 取り付け不要です。)
  • ※2. 許容範囲の詳細については、弊社営業窓口までお問い合わせください。
  • ※3. 既設エアコンの撤去時は、フロン回収が義務づけられています。
既設エアコンが
他社製品の場合
上記条件を満たせば、既設エアコンが他社製品でも既設配管が利用できます。
ツイン機の分岐管は、当社指定の分岐管に変更してください。
既設エアコンがガスヒートポンプの場合は、配管洗浄を行ってください。

関連資料

デジタルカタログ

画像をクリックするとデジタルカタログが開きます。

カタログ名 カタログ番号 カタログ発行日 デジタルカタログページ
設備用
パッケージエアコン
HR-534 2024年4月版 46ページ