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高いAPF2015と
設置スペースの低減・省工事化を実現


インバーター R410A [冷暖兼用/年間冷房]
*
省エネルギー法2015年度基準値クリア*1
*
グリーン購入法2020年度判断基準値クリア*1
*1
ダクト接続型5・8・10馬力相当において(対象製品28kW以下)

高い省エネ性

●高いAPF2015※1を実現

各容量のAPF2015※1

●消費電力量の低減

室内ファンモーターに高効率モーターを採用。圧縮機の低速性能向上や冷凍サイクル制御の適正化により、期間の消費電力量を大幅に低減しました。

●省エネルギー法2015年度基準値クリア

「省エネルギー法2015年度基準値」および「グリーン購入法2020年度判断基準値」をクリアしました。(対象:冷暖兼用(ダクト型)の8・10馬力相当)

使用温度範囲

冷房運転 暖房運転
室内吸込空気 外気 室内吸込空気 外気
冷暖兼用 15~23℃WB
(20~32℃DB)
-5~43℃DB 17~25℃DB -20~15℃WB
年間冷房
(中温タイプ)
10~23℃WB
(15~32℃DB)
-15~43℃DB
  • ※室内吸込空気10~32℃DBも対応可能です。

設置スペースの低減・省工事化

単体ユニットあたりの容量を大きくし、室外ユニットの組み合わせユニット数を減らしました※1
これによりユニット接続時の工事工程数が低減できます(560・1120・1400型)。
また、設置スペースの低減ができ、560型と1120型では従来機比※2で約17%低減しました。

  • ※1 560型で2台のユニットから単体ユニットに、1120型で3台から2台、1400型で4台から3台のユニットに変更。
  • ※2 従来機:2019年3月まで販売の製品。

■セルフデマンド制御

●設置面積・低減率(従来機比)

■ウェーブモード

●組み合わせユニット数(従来機比)

  • (注)表中のユニット図は、各容量範囲の代表例を示します。

セルフデマンド機能搭載

電流を自己検出して自動的にデマンド制御を行います。電力設定値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電力の抑制に貢献できます。

■セルフデマンド制御

[注意事項]

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電力設定値(%表示)は、あくまでも目安値です。本制御で使用する値は電流からの演算値を使用しているため、電力計の値とは精度が異なります。最大電力を精度良く管理する必要がある場合には、専用のデマンドコントローラー(市販品)をご使用ください。
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上記セルフデマンド設定をした場合、圧縮機の回転数を強制的に下げるため、能力は設定値に応じて低下します。
*
運転制御状態(保護制御など)によっては一時的に表示値よりも高くなることががあります。
*
本機能は最大電力(30分平均)を抑制する機能です。漏電遮断器、トランスなどの電源回路・電源配線の容量を小さくする目的でのご使用はできません。遮断器作動・機器故障の原因となりますのでご注意ください。

■ウェーブモード

約20分と10分間隔で、交互にデマンド制御のオンとオフを繰り返すウェーブモードを搭載。電力を確実にセーブしながら、温度変化を最小限に抑えます。

除湿要求対応可能

室内温度が設定温度に近づき、圧縮機運転周波数が下がり除湿量が低下した場合には、現地改造により接点入力信号を室内制御基板に入れることにより、圧縮機運転周波数を一時的に最大値まで上昇させることが可能です。

簡易恒温恒湿用にも対応可能

年間冷房型に再熱用加熱器や加湿器を組み合わせれば簡易恒温恒湿用にも対応可能です。また、受注対応でアナログ入力(4-20mA)による圧縮機容量制御も可能です。

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温湿度の調整は現地システムでの対応となります。
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運転制御状態(保護制御など)によっては一定の温湿度にならない場合があります。

長配管で設計自由度に配慮

冷媒配管実長165m(相当長190m)、高低差50m(室外ユニットが下の場合は40m)までを実現。
さらに、室外ユニットが室内ユニットよりも上に設置されている場合には、受注対応※1で最大高低差90mまで可能です。
大規模物件でも、より柔軟な設計が可能になりました。

  • ※1 納品までに日数を要しますので納期を弊社営業窓口までお問い合わせください。
  • ※2 室外ユニットが室内ユニットよりも上に設置されている場合のみです。

豊富な応用機能

リモコン(オプション)を追加するだけで簡単に遠方操作が可能です。
リモコンサーモ(リモコンに内蔵)やリモートセンサー(オプション)による室温制御も可能です。
遠方操作用外部入力信号や、表示用出力信号を標準で端子取り出ししてありますので、現地工事の手間が省けます。

豊富な運転コントロール機能でムダな運転を抑制
(操作パネルの機能選択で設定します)

● 設定温度範囲を制限

操作パネルによる温度設定の上限・下限を設定する機能。操作パネルでの温度設定範囲を制限することで、冷やし過ぎ・暖め過ぎを抑え、省エネ推進をサポートします。

● 操作ロック機能

操作パネルからの操作を制限。「設定温度」「運転切換」の誤操作による変更をを抑制します。

● 設定温度を自動復帰

設定温度を変更して一時的に冷暖房を強めても、自動復帰時間を設定しておけば、自動的に初期設定温度に戻り、冷やし過ぎ・暖め過ぎを抑制します。

● 消し忘れ防止タイマー機能

運転開始から一定時間が経過すると自動的に運転を停止する機能。
設定時間は30分~24時間まで設定可能です。

運転音低減機能を搭載

強制的に運転音低減を図る運転音低減機能を搭載しました。使用環境に応じて、運転音を3段階に設定できます。

設定例:夜間の運転音を低減(10馬力相当の場合)

  • (注1)夜間など、負荷の小さい条件でのみ使用可能です。
  • (注2)強制的に圧縮回転数・室外ファン回転数を下げるため、能力低下・運転範囲が限定されます。
  • (注3)運転音は単体ユニットの場合の目安です。運転制御状態によっては一時的に表示値よりも高くなることがあります。
    組み合わせユニットの場合、運転音は表示値よりも高くなります。
  • (注4)運転音は音響パワーレベルの値です。

エレベーター*1による搬入が可能

構成室外ユニット[224~500型(8~18馬力相当)]ごとに搬入することで、11人乗りエレベーター*1での搬入が可能です。

*1
JIS A 4301に基づく一般乗用のエレベーター(11人乗り)による。有効出入口寸法(幅800mm、高さ2,100mm)、奥行1,300mm

40・50馬力相当を1冷媒系統化

40・50馬力相当機種では冷媒配管を一冷媒系統化することで配管の施工性に配慮しました。(60馬力相当機種では二冷媒系統となります。)

室外ユニットの各階設置にも対応

80Pa、60Pa、30Paの3段階の高静圧設定(現地設定)により、多種多様な各階設置に対応が可能になりました。

高調波対応用アクティブフィルターを用意(オプション)

高調波対応として、室外ユニット内部に取付可能な、内蔵型アクティブフィルターを用意しました。従来の外付けにより生じていたデッドスペースがなく、室外ユニットをすっきりと連続設置できます。

  • (注)内蔵型アクティブフィルター(オプション)は、室外ユニットへの組み込み出荷、また出荷後に現地で本体へ組み込みが必要となります。

ローテーション運転による負荷の分散

構成室外ユニットの圧縮機起動順をローテーションさせることで、各室外ユニットの運転時間を平準化し、負荷を分散します。

この機能は30馬力相当以上の機種で適用されます。
スイッチオフまたはサーモオフ時に行われます。

高耐食銅合金伝熱管に対応可能

室内熱交換器の伝熱管に、高耐食銅合金伝熱管(受注対応)を採用することにより、オイルミストなどの使用環境によって発生する伝熱管の蟻の巣状腐食を抑制できます。(対象:8~60馬力相当)

操作パネルの多機能化

操作パネルに多機能リモコンを採用。簡単操作でさまざまな節電設定が可能です。効果の「見える化」で、管理のしやすさに配慮しました。

豊富な節電機能

操作パネルの「節電ボタン」でかしこく節電。従来の節電機能に加え、新たに能力制御・間欠運転制御を追加。使用環境に応じて節電機能を選択できます。

■能力制御

2つの節電モード設定が可能に

従来、制御基板で設定していたデマンド機能が、操作パネルから設定できるようになりました。2つのモードから選択でき、使用状況に応じて使い分けられます。

ピークカットモード

電力設定値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電力量の抑制に貢献します。

●冷房運転時の場合

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電力設定値(%表示)は、あくまでも目安値です。本制御で使用する値は電流からの演算値を使用しているため、電力計の値とは精度が異なります。最大電力を精度良く管理する必要がある場合には、専用のデマンドコントローラー(市販品)をご使用ください。
*
上記ピークカットモードを設定した場合、圧縮機の回転数を強制的に下げるため、能力は設定値に応じて低下します。
*
運転制御状態(保護制御など)によっては一時的に表示値よりも高くなることががあります。
*
本機能は最大電力(30分平均)を抑制する機能です。漏電遮断器、トランスなどの電源回路・電源配線の容量を小さくする目的でのご使用はできません。遮断器作動・機器故障の原因となりますのでご注意ください。

おさえめモード

空調能力を常に設定値に抑えて運転し、節電に貢献します。

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おさえめモードの設定値は、設定しない状態の能力の100%から40%まで10%刻みで設定可能です。
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設定値は、あくまでも目安です。実際の使用条件・運転状態により変動することがあります。

■間欠運転制御

冷暖房運転と送風運転(サーモOFF)を一定間隔で繰り返す制御です。

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暖房運転の場合、送風運転は5分(弱)・10分(中)・15分(強)となります。

見やすい、大型液晶画面

フルドット液晶の採用により、数字・文字・マークが読み取りやすく、運転・操作状態がひと目でわかります。

操作ボタンを押すとバックライトが点灯。操作時の画面がより見やすくなります。特に、暗い室内での操作に便利です。

運転ボタン全面が緑色に発光するので、運転中か停止中かがひと目でわかります。

使用電力量・CO2排出量

操作パネル画面に空調機の使用電力量・CO2排出量を表示します。
表示は1日・1週間・1年単位でグラフ/リストの表示が可能です。

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圧縮機の使用電力量を表示します。数値は参考値です。

きめ細かな温度設定・英語表示

0 . 5 ℃単位の温度設定が可能。きめ細かい温度設定により節電・快適性をサポートします。また、画面表示を英語表示に変更できます(通常画面のみ)。なお、英語表示の場合、設定温度単位を摂氏(℃)から華氏(°F)に切り替えることもできます。

節電ガイダンス

操作パネルの「節電ボタン」を押すと節電設定に関するガイダンスを表示。設定・操作をサポートします。

きめ細かい運転スケジュールの管理に対応

能力制御・間欠運転制御について、曜日ごと最大5パターンの時間帯でスケジュール管理ができます。また、運転音低減制御もスケジュール管理に対応。早朝時間帯・深夜時間帯など、ご希望の時間帯に設定が可能です。

関連資料

デジタルカタログ

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カタログ名 カタログ番号 カタログ発行日 デジタルカタログページ
設備用
パッケージエアコン
HR-534 2024年4月版 22ページ