高いAPF2015と
設置スペースの低減・省工事化を実現
室内ファンモーターに高効率モーターを採用。圧縮機の低速性能向上や冷凍サイクル制御の適正化により、期間の消費電力量を大幅に低減しました。
「省エネルギー法2015年度基準値」および「グリーン購入法2020年度判断基準値」をクリアしました。(対象:冷暖兼用(ダクト型)の8・10馬力相当)
冷房運転 | 暖房運転 | |||
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室内吸込空気 | 外気 | 室内吸込空気 | 外気 | |
冷暖兼用 | 15~23℃WB (20~32℃DB) |
-5~43℃DB | 17~25℃DB | -20~15℃WB |
年間冷房 (中温タイプ) |
10~23℃WB (15~32℃DB) |
-15~43℃DB | ― | ― |
単体ユニットあたりの容量を大きくし、室外ユニットの組み合わせユニット数を減らしました※1。
これによりユニット接続時の工事工程数が低減できます(560・1120・1400型)。
また、設置スペースの低減ができ、560型と1120型では従来機比※2で約17%低減しました。
電流を自己検出して自動的にデマンド制御を行います。電力設定値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電力の抑制に貢献できます。
約20分と10分間隔で、交互にデマンド制御のオンとオフを繰り返すウェーブモードを搭載。電力を確実にセーブしながら、温度変化を最小限に抑えます。
室内温度が設定温度に近づき、圧縮機運転周波数が下がり除湿量が低下した場合には、現地改造により接点入力信号を室内制御基板に入れることにより、圧縮機運転周波数を一時的に最大値まで上昇させることが可能です。
年間冷房型に再熱用加熱器や加湿器を組み合わせれば簡易恒温恒湿用にも対応可能です。また、受注対応でアナログ入力(4-20mA)による圧縮機容量制御も可能です。
冷媒配管実長165m(相当長190m)、高低差50m(室外ユニットが下の場合は40m)までを実現。
さらに、室外ユニットが室内ユニットよりも上に設置されている場合には、受注対応※1で最大高低差90mまで可能です。
大規模物件でも、より柔軟な設計が可能になりました。
● 設定温度範囲を制限
操作パネルによる温度設定の上限・下限を設定する機能。操作パネルでの温度設定範囲を制限することで、冷やし過ぎ・暖め過ぎを抑え、省エネ推進をサポートします。
● 操作ロック機能
操作パネルからの操作を制限。「設定温度」「運転切換」の誤操作による変更をを抑制します。
● 設定温度を自動復帰
設定温度を変更して一時的に冷暖房を強めても、自動復帰時間を設定しておけば、自動的に初期設定温度に戻り、冷やし過ぎ・暖め過ぎを抑制します。
● 消し忘れ防止タイマー機能
運転開始から一定時間が経過すると自動的に運転を停止する機能。
設定時間は30分~24時間まで設定可能です。
強制的に運転音低減を図る運転音低減機能を搭載しました。使用環境に応じて、運転音を3段階に設定できます。
構成室外ユニット[224~500型(8~18馬力相当)]ごとに搬入することで、11人乗りエレベーター*1での搬入が可能です。
40・50馬力相当機種では冷媒配管を一冷媒系統化することで配管の施工性に配慮しました。(60馬力相当機種では二冷媒系統となります。)
80Pa、60Pa、30Paの3段階の高静圧設定(現地設定)により、多種多様な各階設置に対応が可能になりました。
高調波対応として、室外ユニット内部に取付可能な、内蔵型アクティブフィルターを用意しました。従来の外付けにより生じていたデッドスペースがなく、室外ユニットをすっきりと連続設置できます。
構成室外ユニットの圧縮機起動順をローテーションさせることで、各室外ユニットの運転時間を平準化し、負荷を分散します。
室内熱交換器の伝熱管に、高耐食銅合金伝熱管(受注対応)を採用することにより、オイルミストなどの使用環境によって発生する伝熱管の蟻の巣状腐食を抑制できます。(対象:8~60馬力相当)
操作パネルに多機能リモコンを採用。簡単操作でさまざまな節電設定が可能です。効果の「見える化」で、管理のしやすさに配慮しました。
操作パネルの「節電ボタン」でかしこく節電。従来の節電機能に加え、新たに能力制御・間欠運転制御を追加。使用環境に応じて節電機能を選択できます。
従来、制御基板で設定していたデマンド機能が、操作パネルから設定できるようになりました。2つのモードから選択でき、使用状況に応じて使い分けられます。
ピークカットモード
電力設定値を超える範囲の消費電力をカットし、最大電力量の抑制に貢献します。
おさえめモード
空調能力を常に設定値に抑えて運転し、節電に貢献します。
冷暖房運転と送風運転(サーモOFF)を一定間隔で繰り返す制御です。
操作パネル画面に空調機の使用電力量・CO2排出量を表示します。
表示は1日・1週間・1年単位でグラフ/リストの表示が可能です。
0 . 5 ℃単位の温度設定が可能。きめ細かい温度設定により節電・快適性をサポートします。また、画面表示を英語表示に変更できます(通常画面のみ)。なお、英語表示の場合、設定温度単位を摂氏(℃)から華氏(°F)に切り替えることもできます。
操作パネルの「節電ボタン」を押すと節電設定に関するガイダンスを表示。設定・操作をサポートします。
能力制御・間欠運転制御について、曜日ごと最大5パターンの時間帯でスケジュール管理ができます。また、運転音低減制御もスケジュール管理に対応。早朝時間帯・深夜時間帯など、ご希望の時間帯に設定が可能です。
画像をクリックするとデジタルカタログが開きます。
カタログ名 | カタログ番号 | カタログ発行日 | デジタルカタログページ |
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設備用 パッケージエアコン |
HR-534Q | 2025年4月版 | 22ページ |