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exiida遠隔監視・予兆診断の概要

遠隔監視の効果

迅速な対応

運転状態を24時間監視し、故障発生時はすぐにお客さまへ通知いたします。また、直前の運転データを確認し訪問することで迅速な修理を実現します。

設備管理の省力化

運転データをデータベース化します。運転状態の記録管理など、設備管理の省力化が図れます。

予兆診断の効果

事業機会の損失抑制

予兆診断技術により、故障につながる変化を検知。検知結果による予防保全を行う事で、事業機会の損失を抑制できます。

維持管理コストの抑制

予兆診断の結果にもとづく適切なタイミングで保守整備を実施。これにより。重故障化を抑制し、維持管理コストを抑制できます。

JRA GL-17対応でフロン排出抑制法の「簡易点検」に代替可能

exiida遠隔監視・予兆診断は、業務用冷凍空調機器の常時監視によるフロン類の漏えい検知システムガイドライン(JRA GL-17)に対応しているので、フロン排出抑制法の簡易点検に代替することができます。

新規で機器を導入の場合、最大10年間の延長保証

新規で機器を導入の際に、exiida遠隔監視・予兆診断のご契約と併せて「フロン排出抑制法定期点検サービス」をご契約いただくことで、最大10年間の延長保証※1があります。

  • ※ スクロール圧縮機搭載機種は設置後保証期間最長10年間、スクリュー圧縮機搭載機種では設置後保証期間最長5年間。ただし、いずれも電気系部品については最長5年間(メーカー保証1年を含む期間)。

exiida遠隔監視・予兆診断のシステム構成

exiida遠隔監視・予兆診断のシステム構成

JRA GL-17に対応でフロン排出抑制法の「簡易点検」に代替可能

「exiida遠隔監視・予兆診断」は、日本冷凍空調工業会標準規格である「業務用冷凍空調機器の常時監視によるフロン類の漏えい検知システムガイドライン(JRA GL-17)」に対応しています。冷媒漏えいを含むサイクル異常の兆候を検知し、早期に通知することで早期発見と措置に繋げることに貢献いたします。

exiida遠隔監視・予兆診断のシステム構成

当ガイドラインに対応した「exiida遠隔監視・予兆診断」は事前ご契約(有償)が必要となります。対象となる業務用冷凍空調機器一覧はこちらをご覧ください。

日本冷凍空調工業会標準規格「業務用冷凍空調機器の常時監視によるフロン類の漏えい検知システムガイドライン(JRA GL-17)については、一般社団法人 日本冷凍空調工業会のホームページをご参照ください。

一般社団法人 日本冷凍空調工業会のホームページはこちら

exiidaJRA-GL17

2022年8月22日に公布されたフロン排出抑制法の改正により、
exiida遠隔監視・予兆診断で、フロン排出抑制法の簡易点検代替が可能※1
となりました。

※1
フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(平成13年法律第64号)第16条第1項の改正に基づく。
*
一定の稼働状況を満たせずデータ上での判断が行えない場合や、中間期など機器の稼働が減少すると漏えい検知判定ができない場合があります。その場合は、従来通り現地への人材派遣・目視点検が必要となります。(事前に通知いたします。)

従来

①点検実施

機器設置場所 目視点検

●現場への人材派遣・目視点検が必要

②実施の記録

点検記録作成・保管

点検実施者・管理者

●実施結果を点検記録の作成が必要

2022年8月公布の
フロン排出抑制法改正によって

「簡易点検」相当の点検を
管理者の代わりに対応可能

法改正後:日立の対応

①点検実施

機器設置場所 目視点検

●運転データを自動で取得し、漏えい検知判定を実施するため、目視点検の代替に!

②実施の記録

点検記録作成・保管

点検実施者・管理者

●冷媒漏洩結果を点検整備簿へ反映可能!

※対象機種があります。詳しくはこちらをご覧ください。

exiida遠隔監視・予兆診断なら、既存製品にさかのぼって対応可能 です。

現行製品だけでなく、設置済みの冷凍機・空調機でも対応できる機種があります。詳しくは、こちらをご覧いただくか、営業窓口までお問い合わせください。

exiida遠隔監視・予兆診断の導入を簡単に!
ビル用マルチエアコンに内蔵可能な「exiida遠隔監視通信ユニット」を発売
2023年5月発売

ビル用マルチエアコン内部に取り付けるため、据置タイプの通信ユニットの設置や追加の電源工事が難しい場合でも導入できるほか、最大64冷媒系統の業務用エアコンを一括管理することが可能です。近年需要が高まっている空調設備における常時監視システムの導入をサポートします。

〈特長〉

•専用設置スペースが不要(ビル用マルチエアコン室外ユニット内に取付可能)
•専用電源不要(室外ユニットから給電可能)
•同一H-LINKに接続されているビル用マルチエアコン室外ユニット1台に、通信ユニット1台を内蔵すれば、日立パッケージエアコンを最大64冷媒系統まで監視可能※1

  • ※1 パッケージエアコン:店舗・オフィス用、ビル用、設備用(情報通信向けを除く)。
    詳細は、弊社営業窓口にお問い合わせください。

[exiida遠隔監視通信ユニット]

品名 型式 対象室外ユニット
exiida遠隔監視
通信ユニット
(ビル用内蔵タイプ)
HC-ARMSP フレックスマルチ RAS-AP○○TG(X)、TS(X)、TZ(X)
RAS-AP○○SG(X)、SS(X)○
フレックスマルチリニューアル型 RAS-AP○○SGR(X)、SSR
寒さ知らず RAS-AP○○TN(X)
*
フレックスマルチmini、フレックスマルチminiモジュール、寒さ知らずリニューアル型、寒さ知らずマルチminiはビル用内蔵タイプは対応していません。
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冷暖同時型[RAS-AP○○TGX、TSX、TZX、SGX○、SSX○、SGRX、TNX]は予兆診断には対応していません。
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外気温度運転範囲が暖房時−20℃WB以下の設置環境においては据置タイプを選定ください。