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病院・介護施設の空調IoTソリューション
病院・介護施設の空調IoTソリューション

利用者さまの体調管理のために空調設備の突然の故障を抑制します。

病院や介護施設の空調は単なる快適性の話ではなく、利用者の体調管理に影響するインフラとなります。「空気を清浄に保つこと」「空調設備の故障による長期停止を防ぐこと」「利用者さまの体調を考慮した運用」など、オフィスや工場とは異なり、より繊細な配慮が求められます。exiidaは病院・介護施設のデリケートな空調管理・運用をサポートします。

テーマ
1

クリーンな空気

利用者さまにとって快適な療養環境をつくるためには、室内の空気を常に清潔に保ち、CO2濃度やニオイの原因を低減することが重要です。特に「ニオイ対策」には配慮が必要。ニオイは利用者さまや来訪者の印象に大きく影響します。例えば、薬品などのニオイは「不安や緊張」を高め、排泄物などの不快なニオイは「衛生管理が不十分なのでは?」という不信感につながります。

利用者さまにとって快適な療養環境をつくるためには、室内の空気を常に清潔に保ち、CO2濃度やニオイの原因を低減することが重要です。特に「ニオイ対策」には配慮が必要。ニオイは利用者さまや来訪者の印象に大きく影響します。例えば、薬品などのニオイは「不安や緊張」を高め、排泄物などの不快なニオイは「衛生管理が不十分なのでは?」という不信感につながります。

スタッフさまの声

利用者さまで混雑する待合室。
換気にはいつも気を配っています。

待合室は多くの利用者さまや付き添いの人が集まる場所のため、CO2濃度や湿度が上がりやすく、空気がこもりがちなので、頻繁な換気を心掛けています。

ニオイが気になる場所の
消臭対策を検討したい。

消毒薬、薬品、汚物などのにおいが混ざり合い、不快感や不安感を与える原因にならないように気を使っています。

Solution 1

「exiida空気質管理サポート」がクリーンな療養環境づくりに貢献します。

❶空調の快適性を維持しつつ
空気質を改善

計測した数値に基づき自動換気で混み合う待合スペースや診療室の空気質を改善。CO2濃度に応じて換気機器を自動制御するため、過剰な換気や換気不足が起こりません。過剰な換気の抑制により熱の出入りを抑え、室内の快適性も保ちます。

❷オゾン消臭※1
ニオイが気になる場所を改善

オゾンの持つ強い酸化力でニオイのもとを分解。不快感や不安感の原因となる人の体臭や外気、消毒薬、薬品などのニオイを消臭します※2。パソコン・スマートフォンから運転時間のスケジュール設定や遠隔操作が可能です。

  • ※1:オゾン消臭はオプションです。
  • ※2:全てのニオイに効果があることを保証するものではありません。

❸スタッフの換気の手間を
省力化

IoT活用により換気機器を自動制御。スタッフの換気の手間を省力化。過剰な換気や換気不足を防ぎ、手間をかけずにクリーンで快適な室内環境を実現します。Web画面上から遠隔で換気機器の設定・操作が可能です。

ピックアップ機能

CO2濃度を見える化。
適切なタイミングで自動換気。

CO2濃度を見える化。
適切なタイミングで自動換気。

パソコンやスマートフォンから複数エリアの空気質の状態の把握が可能。見えない空気質を可視化し意識することは、快適な室内環境の実現の第一歩となります。

日立以外の既設の換気機器にも対応※3
区画単位でお手軽に導入できます。

日立以外の換気機器にも対応可能。既設の換気機器に後付け可能※3。軽微な工事で導入しやすいシステムです。また、「空気質管理サポート」は1区画(1部屋)単位でお手軽に導入できます。

  • ※3:対象機器などの詳細はお問い合わせください。
テーマ
2

空調・冷熱設備の
故障の影響

空調設備が故障し、長期にわたって使用できなくなった場合、暑さや寒さで利用者さまの体調管理が難しくなるというリスクが考えられます。スタッフにおいても高温・多湿の環境は身体的な負担やストレスの原因になります。

空調設備が故障し、長期にわたって使用できなくなった場合、暑さや寒さで利用者さまの体調管理が難しくなるというリスクが考えられます。スタッフにおいても高温・多湿の環境は身体的な負担やストレスの原因になります。

施設スタッフさまの声

夏場に病棟の空調が故障したら、利用者さまに迷惑が...。

夏の暑い盛りに病棟の空調設備が故障した場合、利用者さまの体調管理に影響します。空調設備の故障は病院ではあってはなりません。

介護施設として利用者さまには快適な環境を提供したい。

介護施設は日常生活を自立して行うのが難しい人に介護や生活支援を提供する施設。利用者さまにとって快適な環境を維持することは必要不可欠だと考えています。

Solution 2

「exiida遠隔監視・予兆診断」により空調・冷熱設備の重大な故障を防ぎ、療養・介護環境を守ります。

❶快適な環境維持のために
突然の重故障を抑制

故障につながる変化を検知した際には、速やかにお知らせ。重大な故障に至る前の段階で対処することで、計画的なメンテナンスで対応でき、病棟や介護施設の空調設備が長期間停止するリスクを低減します。

❷体調管理に影響する
夏場の空調トラブルを低減

夏場は空調機の稼働負荷が高まるため、トラブルが発生しやすくなります。「予兆診断」の導入により、夏場の空調設備の故障リスクを低減します。

テーマ
3

省エネと快適性の両立

経営的な観点から、電気料金の削減は病院や介護施設にとっての課題となります。一方で、施設の特性上、環境としての快適性を無視することはできません。そのため、「快適性の維持」と「電気料金の抑制」という相反する要素をいかに両立させるかが重要なテーマとなります。

経営的な観点から、電気料金の削減は病院や介護施設にとっての課題となります。一方で、施設の特性上、環境としての快適性を無視することはできません。そのため、「快適性の維持」と「電気料金の抑制」という相反する要素をいかに両立させるかが重要なテーマとなります。

設備管理者さま、経営者さまの声

●設備管理担当者さま

経費削減の一環として
電気料金の低減にも取り組んでいます。

空調設備の運用を見直すことで無駄を省いたり、デマンド制御により基本料金の低減に取り組んだりしています。

●経営者さま

エネルギーコストが高騰しているなか、
電気料金の削減は大切なテーマ。

近年、エネルギー価格の高騰や物価上昇、人件費増加などにより、病院や介護施設の経営環境は厳しさを増しています。そうしたなか、電気料金の削減は病院にとって重要なテーマのひとつになっています。

Solution 3

exiidaの「デマンド制御」と
「換気の自動化」で電気料金の低減をお手伝いします。

❶電力使用のピークをAIが予測

デマンド目標値(30分間の電力使用量平均の上限値)を設定しておけば、デマンド目標値を超える前に、AIで予測し、クラウドから自動的に空調を制御します。

❷快適性を大きく損なわない
デマンド制御

「デマンド制御ソリューション」と「空気質管理サポート」により、電力使用のピークを抑制しつつ、室内環境の快適性と空気質を維持・向上させ、経済性と快適性の両立を実現します。

❸導入しやすい節電対策ツール

日立独自の高機能伝送方式「H-LINK」をご使用いただいている場合、「exiida遠隔監視通信ユニット」と「パルス計測ユニット」の設置工事だけで導入できます。

➍換気のムダを減らし、
空調消費電力を低減に貢献

「空気質管理サポート」の導入より、換気機器を自動制御することで、冷暖房した空気の過剰な換気が減り、年間消費電力量の低減が期待できます。

CASESTUDY

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