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学校の空調IoTソリューション
学校の空調IoTソリューション

子どもたちの空調環境を守ります。

「学習環境の向上」や「子どもたちの体調管理」のために重要な空調設備。重大な故障によって設備の長期停止を起こさないためには、故障の予兆をいち早く捉えることが重要です。「exiida遠隔監視・予兆診断」は、AIが運転データの異常を早期に検知。重大なトラブルの発生を防ぎ、子どもたちの学習環境を守ります。

テーマ
1

良質な学習環境の維持

1年を通して学習に集中しやすい環境を維持するために、空調設備の故障リスクの低減は重要な課題です。特に夏場は子どもたちの体調管理に影響するため、突然の故障に備えた対策が求められます。

1年を通して学習に集中しやすい環境を維持するために、空調設備の故障リスクの低減は重要な課題です。特に夏場は子どもたちの体調管理に影響するため、突然の故障に備えた対策が求められます。

教職員、施設管理担当者さまの声

●教職員さま

真夏の体育授業。子どもたちの体調管理に気を使います。

体育館は熱がこもりやすく、気温や湿度が上がりやすいため、空調機で室温を適正に保つようにしています。

●施設管理担当者さま

学習に集中できる環境を用意してあげたい。

暑さや寒さは集中力を低下させる原因となります。空調設備の故障を防いで、快適な学習環境を確保することは、子どもの成績向上や授業内容の理解にとって大切なことだと考えています。

Solution 1

「exiida遠隔監視・予兆診断」が空調設備の突然の故障を防ぎます。

❶夏場に重大な故障が起きないように

夏季は空調業者の繁忙期にあたるため、修理対応に時間がかかることがあり、子どもたちの体調管理を考えると、真夏の空調設備の故障は避けたいところです。「予兆診断」を導入すれば、劣化が進行する前にメンテナンスを実施でき、夏場の突発的な空調トラブルを未然に防ぐことができます。

❷故障時の設備停止期間を
長期化させないように

故障につながる変化を検知した際には、速やかにお知らせ。重大な故障に至る前の段階で対処することで、簡単なメンテナンスで対応でき、空調の長期間停止を防ぎます。

❸24時間365日、学校空調を監視

故障発生時はすぐに、学校および施設管理担当者さまと保守メンテナンス会社にアラームで通知。発生系統や故障内容も共有でき、迅速な修理対応が可能になります。また、各学校の空調設備の稼働状況をWeb端末によっていつでもどこからでも確認できます。

➍子どもたちの体調を考慮した空調環境に

子どもは大人と比べて体温調節機能が未発達なので、寒暖差が大きくなりすぎないように調整する必要があります。「exiidaデマンド制御ソリューション」はAIにより室内ユニットを個別にコントロール。室温を一定範囲内に保ちつつ、室内の温度ムラも抑え、子どもにやさしい空調環境を実現します。

テーマ
2

災害時を想定した設備管理

学校の空調設備は、災害時の避難所機能・衛生環境の維持・教育再開支援など、多面的に地域社会を支える重要なインフラ。災害に強い空調システムの整備は、学校防災の質を大きく高める鍵となります。

学校の空調設備は、災害時の避難所機能・衛生環境の維持・教育再開支援など、多面的に地域社会を支える重要なインフラ。災害に強い空調システムの整備は、学校防災の質を大きく高める鍵となります。

施設管理担当者さまの声

万が一に備えて、空調設備の重大な故障は回避したい。

災害はいつなんどき発生するかわからないので、故障により空調設備が長期間使えなくなるという事態が起こらないよう、予防保全の導入を検討しています。

真夏や真冬の災害の際、少しでも過ごしやすい避難所に。

避難してこられた方々の体調管理のために、学校に設置される空調設備は重要な役割を担っています。真夏や真冬の災害時に少しでも過ごしやすい避難所環境にするため、平常時の設備管理はとても大切です。

Solution 2

「exiida遠隔監視・予兆診断」が故障の予兆を検知。災害時の設備故障リスクを低減します。

突然の災害に備え、事前メンテナンスで重大な故障を防止

災害時に空調設備が故障して使用できなくなる事態を避けるための対策として「exiida遠隔監視・予兆診断」をご提案。AIが故障につながる変化を検知し、速やかにお知らせ。空調設備のトラブルに早期対処することで、長期の使用停止につながるような重大な故障を防止します。空調設備が正常に機能していれば、「避難者の体調管理」「高齢者や乳幼児など要配慮者への対応」「避難生活のストレス軽減」が期待できます。

テーマ
3

設備管理の省力化・コスト削減

「保守・保全コストの低減」は学校空調の運用・管理における課題のひとつ。多くの学校を運営する地方自治体にとって、フロン排出抑制法への対応に伴う点検コストの上昇も問題となっています。

「保守・保全コストの低減」は学校空調の運用・管理における課題のひとつ。多くの学校を運営する地方自治体にとって、フロン排出抑制法への対応に伴う点検コストの上昇も問題となっています。

施設管理担当者さまの声

フロン排出抑制法への対応コストを抑えたい。

フロン排出抑制法の施行により3か月に1度の簡易点検が必要になり、保守保全にかかる費用が膨らんでいます。IoT活用により点検コストを削減できないか検討しています。

学校空調のランニングコストをできる限り抑えたい。

IoTソリューションの導入により、メンテナンスや修理の回数を減らしつつ製品の寿命を延ばし、それによってランニングコストをできる限り抑えたいと考えています。

Solution 3

「exiida遠隔監視・予兆診断」がフロン排出抑制法にも対応。保守・保全コストの低減をサポートします。

❶フロン排出抑制法の簡易点検を代替※1

AIがフロン類漏えいの兆候の有無を過去3か月分のデータで総合判定。「exiida遠隔監視・予兆診断」を導入することでフロン排出抑制法における「3か月に1度の簡易点検」の代替が可能。点検作業を省力化できます。

  • ※1: 対象期間中の機器稼働時間が短く、フロン類の漏えい兆候を判定するための圧縮機稼働データが不足する場合は判定を行えません。データ不足等で月末判定が2か月連続して行えない場合は現地での目視による点検が必要となります。

❷点検整備記録簿への入力を自動化

「遠隔監視」に登録された機器情報との連動により、型式・系統名称などの機器情報を自動登録「フロン類の漏えい」「機器の故障」の診断結果は点検整備記録簿に自動反映。
点検整備記録簿に入力する手間と時間を低減できます。

❸複数の学校のフロン算定漏えい量を一元管理

複数の学校の設備機器の「フロン類算定漏えい量」を一元管理できます。さらに、一定以上漏えいした場合には、国へ提出する「フロン類算定漏えい量報告書」の作成にも対応します。

➍「状態基準保全」によりランニングコストを低減

「予兆診断」の結果に基づく状態基準保全により、メンテナンス回数を抑えつつも適切な対応を実現します。例えば、圧縮機などの部品交換サイクルを従来の時間基準から状態基準へと移行することで、無駄な交換をへらし、ランニングコストの低減が可能となります。また、故障前に最適なメンテナンスを実施することで、空調・冷熱設備の製品寿命を延ばし、長期的な視点での設備コスト削減にも貢献します。

ピックアップ機能

点検業務をサポートする「フロン排出抑制法管理システム」をご用意。

「フロン排出抑制法管理システム」はフロン排出抑制法で定められた「機器の点検整備履歴の記録・保存」「フロン類の算定漏えい量の報告」等の管理業務をサポートする日立グローバルライフソリューションズのWeb管理システムです。「予兆診断」の導入により無料でご利用いただけます。

テーマ
4

電気料金の削減

「適切な室温設定」や「こまめな電源管理」など節電に取り組む自治体さまには、快適さを大きく損なうことなく電力基本料金を低減する「exiidaデマンド制御ソリューション」をご提案。学校現場での電気料金削減と快適な学習空間の両立をサポートします。

「適切な室温設定」や「こまめな電源管理」など節電に取り組む自治体さまには、快適さを大きく損なうことなく電力基本料金を低減する「exiidaデマンド制御ソリューション」をご提案。学校現場での電気料金削減と快適な学習空間の両立をサポートします。

施設管理担当者さまの声

デマンド制御によって空調の電力基本料金を抑制したい。

電気料金の低減は学校空調の課題のひとつ。基本料金を抑え電気料金を削減するために「デマンド制御」の導入を検討中です。

学校単位で節電に取り組んでもらっています。

「適切な室温設定」と「こまめな電源管理」など、学校単位で節電活動に取り組んでもらっています。

Solution 4

「exiidaデマンド制御ソリューション」により、快適性を維持しつつ、電気料金を低減します。

❶始業時間前後に発生する電力使用ピークをAIが抑制

デマンド目標値(30分間の電力使用量平均の上限値)を設定しておけば、デマンド目標値を超える前に、AIが予測し、クラウドから自動的に空調を抑制します。

❷導入しやすいシンプルなシステム構成

日立独自の高機能伝送方式「H-LINK」をご使用いただいている場合は「exiida遠隔監視通信ユニット」と「パルス計測ユニット」の設置工事だけ。簡単に導入できます。

❸子どもたちの体調を考慮した空調環境に

低学年の子どもたちは大人と比べて体温調節機能が未発達なので、寒暖差が大きくなりすぎないように調整する必要があります。「exiidaデマンド制御ソリューション」はAIにより室内ユニットを個別にコントロール。室温を一定範囲内に保ちつつ、室内の温度ムラも抑え、子どもたちにやさしい空調環境を実現します。

ピックアップ機能

最大デマンド値を抑制し、電気代を削減。

デマンド制御とは電気代の基本料金※2を下げる取り組みです。基本料金は下記の式で算出されます。契約電力は最大デマンド値によって決定するため、最大デマンド値が下がれば契約電力も下がります。契約電力を下げられれば、基本料金を低減できます。

  • ※2: 基本料金は、過去1年間の最大デマンド値をもとに算出されるためデマンド制御による効果で基本料金が下がるまでに最大で1年かかることがあります。

基本料金※3=契約電力※4×基本料金の単価×力率(割引/割増)

  • ※3:基本料金とは、毎月必ずかかる固定の料金です。これは、電力会社が電気を供給するために必要な設備(送電線、変電所、メーターなど)の維持管理費用をカバーするためのもので、電気の使用量に関係なく請求されます。
  • ※4:契約電力とは、契約電力とは、毎月使える電力量の上限のこと