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フィルターに付着したウイルスを酵素が抑制(注)

  • (注)酵素フィルターにはウイルスを捕集する効果はありません。
    また、フィルターを通過する空気中にあるウイルスは抑制されません。
    試験空間におけるフィルターに付着させたウイルスの24時間経過後の効果であり、実使用空間での試験結果ではありません。
    なお、捕集されたホコリに付着したウイルスは酵素フィルターに接した場合のみ抑制されます。
  • * エンべロープを持つ一本鎖RNAウイルスに対する効果が期待できるのみで特定のウイルスに関しての効果は確認されていません。
  • * 本製品は医療機器ではありません。

フィルターに使われている酵素とは...

フィルター繊維に含まれている天然の酵素が、付着した微生物の増殖を抑制し、二次汚染を低減します。
天然の酵素を利用していることから安全性にも優れ、また、酵素自体は消費されないため、長時間にわたり効果を維持できる特長があります。

■適用機種と仕様

フィルターの清掃は、フィルターに堆積したじんあいを掃除機で吸い取ってください。水や洗剤によるすすぎ洗いは、フィルター機能の喪失の原因となりますので行わないでください。

適用室内ユニット 酵素フィルター仕様
適用室内ユニットタイプ 適用室内ユニット型式* 型式 定格風量
(m3/min)
初期圧損
(Pa)
じんあい
捕集効率(注2)
(質量法)(%)
メンテナンス
周期 (注3)
耐用年数
(注3・4)
酵素フィルター本体 交換用ろ材
てんかせ4方向 RCI-GP28~160K(1~3) F-160L-V F-160L-VR 37.0 48.0 75 700時間 4年
てんかせ2方向 RCID-GP22~90K(1~3) F-90LD-V F-90LD-VR 22.0 29.7
RCID-GP112~160K(1~3) F-160LD-V F-160LD-VR 37.0 28.7
てんかせ1方向 RCIS-GP22~56K(1~2) F-56LPC-V F-56LPC-VR 14.5 21.8
RCIS-GP63~80K(1~2) F-90LPC-V F-90LPC-VR 20.0 21.2
てんつり RPC-GP36~56K(1~2) F-56LPC-V F-56LPC-VR 15.0 21.8
RPC-GP63~90K(1~2) F-90LPC-V F-90LPC-VR 24.0 26.1
RPC-GP112~160K(1~2) F-160LPC-V F-160LPC-VR 37.0 33.8
ビルトイン RCB-GP22~56K(H)(1~3) F-56LB-V F-56LB-VR 14.5 22.1
RCB-GP63~90K(H)(1~3) F-90LB-V F-90LB-VR 21.5 21.8
RCB-GP112~160K(H)(1~3) F-160LB-V F-160LB-VR 36.0 22.9
てんうめ RPI-GP45~56K(H)(1~3)
RPI-GP22~56KC(H)(1~3)
F-56LI-V F-56LI-VR 14.5 38.3
RPI-GP63~90K(H)(1~3)
RPI-GP63~90KC(H)(1~3)
F-90LI-V F-90LI-VR 21.5 36.3
RPI-GP112~160K(H)(1~3)
RPI-GP112~160KC(H)(1~3)
F-160LI-V F-160LI-VR 36.0 48.7
RPI-AP224・280K(2~3) F-280LI-V F-280LI-VR 80.0 56.2
ゆかおき RPV-GP50~160K(1~2) F-160LPV1-V F-160L-VR 31.0 42.9

● 本フィルターのろ材のみを交換する際は「交換用ろ材」をご使用ください。

  • (注1)本フィルターはエアコン(室内ユニット)に装着して、一般空調用にご使用いただくものです。油雰囲気など特殊環境下でのご使用は避けてください。
  • (注2)じんあい捕集効率は(じんあい濃度0.1mg/m3)に対するもので、一般細菌・ウイルス・カビの捕集効率を示 すものではありません 。
  • (注3)耐用年数は目安であり使用環境・メンテナンス方法により変化します。
    なお、じんあいがフィルター表面に堆積しますと抗菌効果が得られない場合がありますので、700時間ごと(一般的な事務所で約3か月)にお手入れを行ってください。
  • (注4)耐用年数を経過したフィルターは交換してください。
  • (注5)本フィルターをご使用になる前に、エアコンのリモコンを機能選択モードにして、増速機能を設定してください。増速機能の詳細については、据付点検要領書をご参照ください。
  • (注6)「増速機能」および「H急風」を使用した場合、運転音が大きくなる場合があります。
  • (注7)本フィルター使用時は、「H急風」設定時の風量が「急風」(カタログ表示)レベルの風量になります。
  • (注8)保管の際は、直射日光を避け冷暗所にて保管ください。
  • (注9)その他のオプションとの組み合わせにつきましては弊社営業窓口までお問い合わせください。

酵素フィルターの試験について

  • ●試験機関:(一財)日本食品分析センター、試験番号第204031510-001号
  • ●試験方法:3cm×3cmの大きさに切断した酵素フィルターに1種類のウイルス浮遊液を滴下し、室温にて24時間保存した後のウイルス感染値をTCID50法により測定
  • ●試験結果:酵素フィルターに付着した1種類のウイルスに対して24 時間で99.9%以上抑制

(注)試験空間におけるフィルターに付着させたウイルスの24時間経過後の効果であり、実使用空間での試験結果ではありません。

本フィルターは日揮ユニバーサル株式会社の酵素フィルターを日立空調機用フィルターとして製品化しています。

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