全熱交換器(てんうめ型、てんかせ型)をモデルチェンジ。集中コントローラー「セントラルステーション適温適所EX」からも24時間換気設定が可能になりました。
建物内を空調するにあたっては、常にある一定の割合で新鮮な外気を取り入れる必要があります。全熱交換器は、室内温湿度の変化を抑制しながら室内空気と外気を入れ替えるため、室内の空調負荷を軽減することができます。また、人の呼吸で発生するCO2や、建材などから発生する汚染物質、各種匂い、たばこの煙などを室外に排出することで、快適な室内環境を実現する換気機器です。
風量(m3/h) | 150 | 250 | 350 | 500 | 650 | 800 | 1000 | 1500 | 2000 | |
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全熱交換器 |
てんうめ型 |
○ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
てんかせ型 |
○ | ○ | ○ | ○ | ー | ー | ー | ー | ー |
改正建築基準法で義務付けされている、24時間換気設定が可能になりました。(集中コントローラー「適温適所EX」からも設定可能。)深夜の時間帯などの人が少ない時間帯に風量を抑えた微風運転を行ないます。
集中コントローラー「適温適所EX」から全熱交換器の運転を個別に管理することが可能になりました。適温適所EXからは、24時間換気の設定も可能です。適温適所EXを含む全ての集中コントローラーでは、一括で運転をON/OFFしたり、グループごとに運転をON/OFFすることができます。※1
ナイトパージ設定が可能になりました。ナイトパージとは、夏季のように室内外で温度差がある場合に、室内にこもった熱気を夜中に自動排気しておくことで、翌朝の冷房負荷を低減できる機能です。
室内に別設置したCO2センサー(市販品)と全熱交換器を連動させることで、室内のCO2濃度を検知してCO2濃度に応じて風量を自動制御することが可能です。CO2センサーの目標CO2濃度を1,000ppm以下にすることで、建築物衛生法にも対応します。
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冷媒R32 冷媒R410A
カタログ名 | カタログ番号 | カタログ発行日 | デジタルカタログページ |
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ビル用マルチエアコン | HR-533R | 2024年10月版 | 283ページ |