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寒さ知らずシリーズに
軽量・コンパクトなサイドフローモデル

小規模ビルでの個別運転ニーズにお応えします

SNMシリーズ
サイドフローモデル
RAS-AP SNM
80~160型
*1
H-LINKⅡとは、日立独自の高機能伝送方式です。
省エネルギー法2015年度基準値クリア*2
グリーン購入法基準値クリア*2
外気温度 −25℃でも暖房運転可能
*2
対象製品は冷房能力が50.4kW以下の空冷式冷房・暖房兼用型のもの。(組み合わせ機種は対象外)

高暖房能力

低外気温でも高い暖房性能を発揮

●低外気温運転時の暖房能力(140型の場合))

●外気温度 15℃WB時の暖房能力比較

  • (注)各暖房能力は、てんかせ4方向を100%接続、配管長7.5m、室内吸込温度20℃DB、外気湿球温度はグラフに記載の条件における値となります。

お客さまメリット

【省エネ性】高いAPF2015で省エネに貢献

全容量で高いAPF2015を実現。省エネに貢献します。

●各容量のAPF2015

  • ※ JIS B 8616:2015に基づく通年エネルギー消費効率。数値が大きいほど省エネ性能が高いことを示します。

【快適性】外気温度−25℃でも暖房運転可能

外気温度−25℃まで暖房運転可能。極寒の真冬でも運転を継続します。また、冷房時は外気温度50℃まで運転可能。暑い夏でも運転を継続します。

●外気温度範囲

  • (注)外気温度の変化にともない能力も変化します。詳しくは技術資料をご参照ください。

除霜性能の向上

着霜量検出機能により除霜運転の頻度を低減

「着霜量検出機能」は、室外ユニットの着霜状態を細かく検知。これに より、除霜運転の頻度を低減するので、暖房運転は最大で約250分※1まで延長できます。

    ※1 外気温度-15℃での最大連続運転時間。連続運転時間は、外気温度などの条件により異なります。

吹出口付近の温度低下抑制

着霜量に応じて、「ホットガスバイパス除霜」と「逆サイクル除霜」の2つの除霜方式を自動で切り替え、暖房時の快適性を損なわないよう、適切な除霜運転を行います。ホットガスバイパス除霜は、室内熱交換器・配管の余熱を利用しないため、除霜中の室内ユニット吹出口付近の温度低下を抑制します。

●ホットガスバイパス除霜と逆サイクル除霜の吹出口付近の温度比較

  • 【条件】室外ユニット140型とてんかせ4方向(71型)×2台接続、配管長7.5m、
    室内吸込温度20℃DB、外気温度2℃DBにおいて、製造元の試験室で試験を実施。
  • (注1)吹出口付近の温度はてんかせ4方向(71型)×2台の平均温度を示します。
  • (注2)除霜運転中は室内ユニットのファンは停止します。

ホットガスバイパス除霜と逆サイクル除霜とは

賢い除霜運転を実現

人が不在と判定した場合に除霜(人感センサー対応の室内ユニットの場合※1

除霜準備中※2に人感センサーでそのエリア内に人が不在と判定した場合は除霜運転に切り替わります※3。人の不在中に除霜運転を行うことで除霜運転中の室温低下を感じる機会を減らせます。

  • ※1 対応可能な室内ユニットは、「てんかせ4方向」「てんかせ2方向」「てんかせ1方向」「ビルトイン」「てんうめ」「てんつり」でセンサー付き化粧パネルまたは人感センサーキットを使用した場合です。
  • ※2 除霜運転に切り替わる前の約10分間を、除霜準備としています。
  • ※3 本制御により除霜運転を開始した場合、除霜開始後の人の在室状況に関わらず除霜終了条件を満たすまで除霜運転を続けた後に暖房運転となります。人が在室し続けた場合は通常の除霜準備時間となります。

除霜タイミングをずらすことで室温低下を抑制

H-LINKⅡに接続された2つの冷媒系統のうち1つが除霜準備または除霜中の場合、除霜運転が終了するまでもう1つの冷媒系統は除霜運転を行わず、2つの冷媒系統が同時に除霜運転となることを防止します。

●交互除霜設定なし

同時に除霜に入る場合があり、除霜中に室温が低下するおそれあり。

●交互除霜設定あり

同時に除霜に入ることがないため室温低下を抑制できます。

  • (注)冷媒系統Aの除霜終了後に冷媒系統Bは除霜準備を開始。

軽量・コンパクトなサイドフローマルチエアコン

【設置性】小規模ビルでの個別運転に対応

個別運転機能とは、1台の室外ユニットで複数台の室内ユニットを個別に運転できる 機能です。運転ON/OFFや温度設定など、室内ユニットごとに異なる運転ができるので1部屋でも複数の部屋でも快適な空調を実現できます。

【設置性】多彩な室内ユニットが接続可能

●接続可能な室内ユニット

設計会社・施工会社さまメリット

3方式から選べる配線方式

  • ※1 室内外渡り電源方式(B方式、e方式)を採用する場合、以下のシステムにおいては定格電流値が20Aを超え、「高圧または特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」対象機器となる場合があります。
    また、回路種別番号・換算係数は機種により異なりますのでご注意ください。詳しくは弊社営業窓口までお問い合わせください。
    ・室外ユニット140型に室内ユニット「壁ビルトイン」、「テンプクリーン」または「エコノフレッシュ」を含む組み合わせのシステム
    ・室外ユニット160型に室内ユニット「壁ビルトイン」、「テンプクリーン」または「エコノフレッシュ」を含む組み合わせのシステム
  • ※2 室内ユニットが5台以上となる場合は、C方式で施工してください。
  • ※3 e方式(e-LINE)の接続を行う場合は、制御基板上のスイッチを設定する必要があります。また、接続室内ユニットが3台以上、または室内ユニット「てんかせJr.」「ゆかおき横型」「ゆかうめ」「壁ビルトイン」「エコノフレッシュ」「ホテル用てんうめ」「クールショットマルチ」を含む接続においては、e方式(e-LINE)は対応していません。

施工会社さまメリット

室外ユニットベース部の凍結を抑制

室外熱交換器下部に着霜・着氷抑制熱交換器(サブ熱交換器)を配置。暖房運転時、減圧前の中温液冷媒を流し、熱交換器下部の着霜・着氷を抑制することで、ユニットベース部の凍結を抑えます。

寒冷地対応オプション

防雪フード

寒冷地対応として、防雪フード(浅形フード・深形フード)をご用意しています。

  • ※ 写真は深形フード(ステンレス製)を示します。

ドレンパンヒーター

プロペラファン周辺のユニットベース部において、外部から吹き込む雪や、ドレン水の凍結成長による部品故障リスク低減のため、ドレンパンヒーターをご用意しています。

  • ※ ドレンパンヒーターは防雪フード(深形フード)一式(吹出口・背面吸込口・左吸込口)と併用して使用してください。

関連資料