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軽量・コンパクトなサイドフローモデル。
店舗用と同寸法のコンパクト筐体もラインアップ

小規模ビルでの個別運転ニーズにお応えします

高効率SSMシリーズ
サイドフローモデル
RAS-GP SSM(J)
単相 三相
80型 80型~335型

R32

*
以下の室内ユニットは接続不可です。
てんうめ【高静圧型】(224・280型)、てんつり(224・280型)、ゆかおき(224・280型)、大型ゆかおき、外気処理エアコン【壁ビルトイン型】
省エネルギー法2015年度基準値クリア*1
グリーン購入法基準値クリア*1
*1
対象製品は冷房能力が50.4kW以下の空冷式冷房・暖房兼用型のもの。

軽量・コンパクトなサイドフローマルチエアコン

【設置性】小規模ビルでの個別運転ニーズに対応

個別運転機能とは、1台の室外ユニットで複数台の室内ユニットを個別に運転できる機能です。運転ON/OFFや温度設定など、室内ユニットごとに 異なる運転ができるので1部屋でも複数の部屋でも快適な空調を実現できます。

●設置例: 280型の場合(イメージ)

【設置性】軽量・コンパクト製品で据付作業者様の作業負担を軽減

既設の日立店舗用個別運転機(R410A)※1からのリニューアルが容易です。

  • ※1 GHシリーズは、80〜160型は2020年3月まで 発売、224・280型は2022年3月まで発売、335型は2021年3月まで発売。 SHシリーズは、80〜160型は2016年5月まで 発売、224・280型は2022年3月まで発売、 335型は 2021年3月まで発売。
  • ※2 2020年4月発売の機種(RAS-AP80SSM)(寸法:幅 950×奥行 370×高さ 800(mm)/ 質量:60㎏)

お客さまメリット

【設置性】コンパクト筐体を維持しつつ高APF※1、高COPを実現。

●各容量のAPF2015※1

  • ※1 JIS B 8616:2015に基づく通年エネルギー消費効率。数値が大きいほど省エネ性能が高いことを示します。

●各容量の冷暖平均COP

【省エネ性】圧縮機のON・OFFを抑える 「スムースドライブSE」制御を採用

スムースドライブSE制御

各室内ユニットからの必要負荷情報をもとに、室外ユニットにて適切な 供給冷媒量を計算。インバータ圧縮機の回転数をコントロールし、必要負 荷に応じた適正な冷媒量を室内ユニット側に供給するスムースドライブSE 制御を採用。低負荷運転時の圧縮機のON・OFF動作回数を抑えつつ、 スムーズに運転することで省エネ化を図りました。

●「スムースドライブSE」制御のイメージ

【省エネ性】セルフデマンド機能で節電に貢献

電流を自己検知して自動的にデマンド制御を行います。電力設定値を 超える範囲の消費電力をカットし、最大電力量の抑制に貢献できます。

●セルフデマンド制御

●ウェーブモード

約20分と10分間隔で、交互にデマンド制御のオンとオフを繰り返すウェーブモードを 搭載。電力を確実にセーブしながら、温度変化を最小限に抑えます。 冷房定格消費電力以下で設定可能(設定できる値は機種により異なります)

  • (注1) 電力設定値は、あくまでも目安値です。本制御で使用する値は電流からの演算値を使用している ため、電力計の値とは精度が異なります。最大電力を精度良く管理する必要がある場合には、専用のデマンドコントローラー(市販品)をご使用ください。
  • (注2) セルフデマンド設定をした場合、圧縮機の回転数を強制的に下げるため、能力は設定値に応じて低下します。
  • (注3) 運転制御状態(保護制御など)によっては一時的に表示値よりも高くなることがあります。
  • (注4) 本機能は最大電力(30分平均)を抑制する機能です。漏電遮断器、トランスなどの電源回路・電源 配線の容量を小さくする目的でのご使用はできません。遮断器作動・機器故障の原因となりますのでご注意ください。

【快適性】室外ユニット熱交換器を自動お掃除

室外ユニットのファンを通常運転時の逆回転をさせることで熱交換器に付着 したごみやホコリを剥ぎ取ります。熱交換器の目詰まりを抑え、風量低下を 約17%抑制※1します。

    • ※1 日立調べ(製造元)。ルームエアコン実証結果からの試算による一例(RAS-GP112SSMの場合で 試算)。
      7年相当使用した場合の冷房運転時(定格)の風量比較。新品を100とした場合、室外ユニット:送風ファン(逆回転)運転あり98.4%、送風ファン(逆回転)運転無し81.0%。
      日立独自の条件(製造元) に基づくものです。使用状態や環境により異なります。
    • ※2 日立調べ(製造元)。ルームエアコン実証結果からの試算による一例(RAS-GP112SSMの場合で 試算)。

      JIS B 8616:2015に基づくAPFから算出された期間消費電力量は、新品を100とした場合 の比率を記載。

    日立独自の条件(製造元)に基づくものです。使用状態や環境により異なります。 (注)「室外熱交クリーニング機能」の初期設定は無効です。室外プリント基板から機能選択設定で有効に してご使用ください。

【快適性】室内熱交換器 「凍結洗浄」機能を搭載[日立独自※1]

室内熱交換器を凍らせて霜を付け、蓄えた霜を溶かして汚れを落とし ます。熱交換器の目詰まりを抑え、風量低下を抑制し、快適な空気環境の 持続に貢献します。

  • ※1 2024年7月19日時点で国内で販売されているビル用マルチエアコンにおいて
  • (注) 初期設定で室外ユニットの機能選択および多機能デザインリモコンの「凍結洗浄」の自動洗浄を有効に設定する必要があります。

●てんかせ4方向と組み合わせた場合

【快適性】着霜量検出機能により除霜運転の頻度を低減

「着霜量検出機能」は、室外ユニットの着霜状態を細かく検知。これにより、除霜 運転の頻度を低減するので、暖房運転は最大で約250分※1まで延長できます。

【快適性】室外ユニットベース部の凍結を抑制

室外熱交換器下部に着霜・着氷 抑制熱交換器(サブ熱交換器)を配置。暖房運転時、減圧前の中温 液冷媒を流し、熱交換器下部の着 霜・着氷を抑制することで、ユニットベース部の凍結を抑えます。

設計会社・施工会社さまメリット

3方式から選べる配線方式

現地の作業性向上のため、伝送線(H-LINK/e-LINE)切替スイッチを廃止し、伝送線方式の自動判定機能を追加しました。

  • ※1 室内外渡り電源方式(B方式、e方式)を採用する場合は定格電流値が20Aを超え、「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」対象機器となる場合があります。
    また、回路種別番号・換算係数は機種により異なりますのでご注意ください。詳しくは当社営業窓口までお問い合わせください。
  • ※2 接続室内ユニットが5台以上となる場合は、C方式で施工してください。
  • ※3 接続室内ユニットが3台以上、または室内ユニット「エコノフレッシュ」「ホテル用てんうめ」「クールショットマルチ」を含む接続においては、e方式(e-LINE)は対応していません。
  • ※4 安全遮断弁を接続する場合は、e方式(e-LINE)に対応していません。

リニューアルへの対応

既設配管(R22)を洗浄レスでそのまま再利用可能

既設の配管を利用できるので、工事時間とコストを低減できます。

リニューアルキットを使うことで、洗浄レスで既設配管※1を利用できます。

  • ※1 条件を満たした既設配管に限ります。

圧縮機が故障して動かない場合でもリニューアルキット(別売)を使用することにより、洗浄レスで既設配管の利用が可能です。リニューアル時の施工作業の手間を軽減できます。なお、故障履歴があっても圧縮機が運転できる場合は、リニューアルキットなし、かつ洗浄レスで既設配管を利用できます。

既設エアコンが他社製品の場合

●条件を満たせば、既設エアコンが他社製品でも既設配管が利用できます。
(詳細は、デジタルカタログ「据付・工事情報」をご確認ください。)
●マルチキットのは、当社指定のマルチキットに変更してください。
●既設エアコンがガスヒートポンプの場合は、配管洗浄を行ってください。

リニューアルキット

既設配管に残る、微細な鉄粉などの異物をリニューアルキットでキャッチ。冷媒回路の信頼性を確保。

●リニューアルキット型式

リニューアルキット
室外ユニット機外取付(短管(現地)+キット+既設配管) 室外ユニット機外取付(キット+既設配管)
フレックスマルチmini 80型 TRF-NP160S1 -
112~160型 (TRF-NP160S1) TRF-NP160U1
224型 - TRF-NP280U1
280・335型 - TRF-NP335U2

●既設配管利用時の条件

条件を満たせば、洗浄レスで既設配管の利用が可能です。既設配管流用時の条件および 施工手順や注意事項については、デジタルカタログ「据付・工事情報」をご確認ください。

関連資料